メールクライアントといえば、何をお使いだろうか？Windowsを使っていれば、Outlook Expressというそこそこ優れたメールクライアントソフトウェアが標準で付いてくる。何も考えずにそれを使うのもいいだろう。しかし、私はひねくれ者なので、敬愛するジャストシステムのShurikenを使っている。
実は、私はジャストシステム社長の浮川氏に一度お会いしているのだ。かれこれ10数年前になるか。一太郎V2あたりのころである。一太郎というネーミングの由来を聞くにつれ、氏の人柄に共感したのを覚えている。それ以来、何かとジャストシステム製品には縁の強い生活を送っているわけだ。
そのshuruikenが、バージョン4にアップした。仕事が忙しく、バージョンアップなんてどうでもよい、などと思っていたが、ぎりぎりでバージョンアップに申し込むことにした。2500円だし、仕事でも使うし、新しいものが好きだし、ということで申し込んだ次第である。
そのShuriken Pro 4が、昨日到着した。こういう場合、まずやっておく必要があるのは、データのバックアップである。今ではあまり聞かないが、バージョンアップ後にデータがおかしくなるということはよくあることだ。そこで、バックアップしておく。
昨晩は、酒の飲み過ぎで寝てしまったので、今日、バージョンアップを決行した。バージョンアップの作業自体には、何も目新しいところはない。何事もなく、インストールは済ませる。
バージョンアップ後に起動すると、データ形式の更新について聞かれる。迷わず、暗号化形式を指定する。今までも暗号化形式を選択していたが、これは必須だ。少なくとも、エディタなどでデータを直接覗かれても、内容を判別されることはなくなる。
今日は、ここまでだ。Shuriken Pro 4にはどういう新機能があるか、実はよく知らないのである。これから使っていくにあたり、いろいろ気になった点、気に入った点を書いていけるだろう。