愛用のメールソフトShuriken Pro 4
しかし、どういう点がアップデートされるのかぐらいは知っておいた方がいいなぁ。で、Justsystemのサイトで確認する。ふむふむ、メール送信ウィンドウが簡略表示になっている場合でも、宛先、CC、BCCにアドレスがあればそれを表示する、か。要するに、Webページ上のmailto:スキーマを持ったURLをクリックしてメール送信する際に、変なアドレスが埋め込まれていても気付かないことを防止するための機能らしい。そもそも簡略表示をしていない私には、あまり役に立ちそうにもないが、とりあえず入れてみる。
Shuriken Pro 4から、アップデートは簡単になっている。[ヘルプ]―[最新版へのアップデート]でアップデートの有無をチェックし、あればそれをダウンロードし、適用できる。今回もその手順で行くと、アップデート版が見つかったとある。バージョン6.0.3.1をダウンロード可能だそうだ。Pro 4でバージョン6とは?という突っ込みはなしだ。
ダウンロードとアップデート自体は、ほぼ自動で行われる。途中に何ステップかあるので、進んでよい場合だけ承認するだけだ。最後に、Shuriken Pro 4が再起動して終わりである。
さて、実際にどのような効果が出ているか確かめたい。これには、危険なURLをクリックしたりすればよいが、そんな危なっかしいことは推奨できないので、自分でメール送信画面を開き、簡略表示をいったんOFFにしてBCCに何か適当なアドレスを入力し、簡略表示をONにする。このとき、BCC欄があればアップデートは成功だ。
今回のアップデートはこれだけだそうだが、本当にこれだけなのだろうか?確かに、知らず知らずのうちに変な宛先にメールを送ってしまうことは防げそうだが、本当に?という気がしてならない。アップデートの最後のステップで、readmeファイルの表示(?)というのがあったのを思いだし、インストールフォルダをチェックする。そこで、spr4up01.txtというファイルを発見し、内容を見てみる。
本当にこれだけのようだ。疑って済まなかった。もちろん、内部的な修正はいろいろ受けているのだろうが、例のメモリリークの問題は、果たしてどうなっているのだろうか?