実は、ノートPCのHDDを換装したのは、これへの布石であったわけだな。従来なら、この手の作業はデスクトップPCで行うようなものであったが、ノートPCも大容量・高速化が進んで、ちょっと前のデスクトップPCに遜色ないレベルになっているし。USB接続できるオーディオキャプチャインタフェースも揃っているし。この環境でチャレンジしてみようというわけだ。さしあたり、USB接続のオーディオキャプチャインタフェースを揃えてみることにした。
この手のデバイスは、アイオーデータ機器あたりがラインナップに持っているような気がするので、さっそくサイトを確認する。すると、I-O DATA DAVOXL USB接続 アナログオーディオ入出力アダプター
この商品は、アイオーデータ機器製品とほとんど同じ価格で、付属ソフトも同じ、仕様もだいたい似たような感じだ(2003年8月の発売なのでちと古いが)。おそらく、同じD/Aコンバータチップを使っているのだろう。上記機種にUA-3FXという24ビットの分解能を持ち主要な制御をハード側で行えるものもあるようだが、価格が倍近くなるので見送った。ちなみに、マルチ入出力、USB2.0対応の機種もある。このへんは、さすがRolandといったところか(MIDIインタフェースも備えた機種もあるそうな)?
USBオーディアデバイスはWindows XPなら標準サポートしているので、接続すればただちに認識される。必要なのは、録音、編集、保存などを行うアプリケーションのインストールだ。この商品には、インターネット社の(なんちゅう名前だ)Sound It! 3.0LEが同梱されている。ちなみに、Singer Song Writerという有名なソフトがあるが、これを出している会社である。
Sound It! 3.0LEのインストールは付属のCDから行えばいいので、面倒なことは特にない。製品付属のものには珍しく、インストールキーも要求されるが、添付されている番号を入力すればOKである。ちなみに、現在はSound It! 4.0がリリースされている。
次回は、Sound It! 3.0LEで録音を行ってみる。あ、ラジカセやカセットデッキからUA-1Xに音声を入力するには、それなりのケーブルが必要なので要注意。UA-1X側はオーソドックスなRCAピンプラグだ。片方は、オーディオ機器にあったものにすること。ラジカセなどでは、ストレオミニジャックである場合が多いだろう。