発売直後に購入し、2年半ほど使ってきたD505iに別れを告げるときが来た。move由来の問題以外にはさほどの不具合もなく役目を果たしてくれたD505i。三菱電機製のこの携帯電話は、軍用の技術を汲んでいると言っても過言ではなく、タフにその役目を果たしてくれたが、意外にも民製機の象徴のようなカメラ機能にてその生命を終えるきっかけとなった。
よく見れば何が写っているのかわかるかも。…。
当時はFOMAと間違われるほどのごつい機種だったD505iだったが、それよりもごついFOMAのSH901iSに変えることにした。今はSH902iが出ているので、ひとつ前の機種ということになる。新機種が出て、型落ちの古い機種を安く買うのは常套手段だが、お目当ての機能にさほどの差がない場合には、非常に有効である。ポイントをうまく活用すれば、たいして出費することなしに、機種変更ができる。
D505iは、ドコモの携帯電話に本格的なカメラ機能が付きだした先駆けの頃の機種なので、正直なところカメラ機能は見劣りがした。100メガピクセルもなく、画像処理においても他の機種に比べてあまりぱっとしなかったような気がする。ハニカムCCDという富士写真フイルムのデジカメと同様のメカニズムだが、やはりハードウェア的な画素数の差は効いてくるようだ。
ここまで書いてわかるように、カメラ機能をもっとも重視した。なぜなら、携帯のカメラを利用して、モブログを本格化したいという目論みもあったのである。その点、SHARPのSH901iSは300メガピクセル以上のCCDを持ち、手ぶれ防止、ズーム機能など、SONY製を除けばトップクラスだ。当然、液晶のSHARPのこと、表示性能もトップクラスに違いない。
で、ここまで来てFOMAである。FOMAにしたのは、TV電話を使いたいわけでも何でもなく、PCにつないでのデータ通信用途である。moveではDoPaを申し込まない限り9600bpsのデータ通信のみだが、FOMAではパケット通信で384Kbps、データ通信で64Kbpsのやり取りが可能である。昨年夏に買ったmova用の接続ケーブルが無駄になるのはイタイが、そっちはそっちで活用できるので、新たにFOMA用のケーブルを購入し、比較的高速なデータ通信を利用できるようにするつもり。
で、D505iの方には着メロその他が残っているので、そのまま機械を持ち続けることにする。いずれはデータ移行も考えねばなるまい。ちなみに、月300円払えば、FOMAとmovaで切り替えながら利用できるサービスもあるそうな。FOMA圏外にに出ることは滅多にないので、そのようなサービスも利用できるということにとどめておこう。
そうだ、カーナビに接続するケーブルも変えなければ。カーナビにはPDCのケーブルが標準で付いていたが、FOMA用のに変えねばなるまい。ディーラーに聞いてみないと…。それにしても最近は一カ所変えるだけで波及する部分がバカみたいに多くなるようになってきたなぁ。オーディオもそうだ。iPodの登場で、PCとAVが限りなく近づいた。
最後になるが、おまけにドコモダケの液晶クリーナ兼マスコットが付いていたが、さっきまで気付かなかった。スマソ。
それにしても、モブログ、本格化するのかしら?