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日本語入力には何をお使い?(3)

今さらながら、愛用の日本語入力システムATOKをバージョンアップしてみた。今まで使っていたのは2005というバージョンで、これを2006に乗り換えた。すでに2月に発売されていたこのバージョンに、なぜ今さら乗り換えるのか?そもそも2005のままでいいやと思い続けてきたのは、もうこれ以上ないほどの完成度だったからである。

少なくともATOKについては、その機能や性能は日本語入力システムでは最高峰であるし、あの腐れMS-I○Eなどは足下にも及ばないほどの出来である。バージョンアップごとの機能強化も、だんだんと一言でメリットを説明できるようなものでなくなってきているし、その効果を実感するにはそういうシチュエーションがなかなか日常的でなかったりする。なので、もうバージョンアップはいいだろ~とか思っていたのは事実なのだ。

そこにきて2006にバージョンアップしたわけは、

のいずれかか、あるいはすべてだろう。この対価として、何千円かを支払うわけだが、AAA優待(いわゆる登録ユーザのアップグレード)とゴールド会員のメリットで、少しは安く買えたようなイメージがあるのだ。
というわけで、今回は電子辞典セットで購入してみることにした。電子辞典も、R2にバージョンアップしている。差額は千円ちょいとたいしたことないので、こちらもひょいと乗せてしまう。もはや、ジャストの思う壺である。だが、いいのである。

さて、最も気になっていたのは、全角カッコを入れたときにどうなるのか?ということである。以下のような入力をした際、パーレンが半角になるのがどうしても我慢ならなかった。日本語の文章中では、約物類は全角が基本である。なので、いきなり半角にされるとそれを全角にしたりと、アクションが大きくなるのである。しかも、これは学習されないのである。

じゃすとしすてむ(あわとくしま)→ジャストシステム(阿波徳島)

2006でも、同じ入力を試してみる。やっぱり半角に変換されてしまう…。ヲイヲイと思いつつ、一応は全角へ変換し直してみる。で、確定。もう一度入力してみれば…。おおお!今回は最初から全角になるではないか。

じゃすとしすてむ(あわとくしま)→ジャストシステム(阿波徳島)

これは括弧類の変換も学習したと言うことか。念のため、半角への変換も行い、同じように変換する。すると、半角へ変換される。これはいい!これだけでバージョンアップした価値があるというものだ。ほかにどんな機能があるかは知らないし、わからなくてもいいだろう。こういう基本的なところがこつこつと使い勝手がよくなるのが、嬉しいのだ。
あとは何が変わったかよくわからないので、自己コメントでも付けていってみようかと思う。

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