「W-ZERO3メール」が不調である。送信者、題名などが空白で、日付も32767年255月とか0時0分(これが本当なら普通だが)みたいなとんでもないメッセージが受信トレイに入るようになってきた。入るだけならいいが、消せないのである。
しかも、メールの送信ができない。何度送っても、
「通信エラーが発生しました。
しばらくしたらやり直してください。」
と出るばかりだ。う~む、困った。これじゃ、メールに返事が書けないじゃないか(当たり前)。これはもしかして、噂に聞く「W-ZERO3メール」の不具合じゃないか?とすれば、8月末に公開されたアップデートによって直るかも知れない。根拠は今ひとつ薄いが、やってみることにした。
あとでわかるが、アップデートは今回の件に関してはまったく無意味であった。さらに、変なメッセージの問題とメール送信不能の問題も、まったく別物であった。それらについては機会を改めて…。
リンク: |サポート/Q&A|W-ZERO3:シャープ.
[es]のアップデートについては、製造元のSHARPの上記ページを参照して欲しい。そこにはアップデートの手順が詳しく書いてあるので、ここで改めて紹介する必要はあるまい。あえて気を付けることは、アップデート前にはデータのバックアップを作っておくことと、アップデートにはACアダプタが必要だということである。また、今回のアップデートでは、バージョンが1.00から1.01aに上がり、リンクのURLやアップデートプログラムのファイル名から察するに、Service Pack 1という位置付けだ。修正内容は、以下のとおりとなっている(SHARPのサイトからの引用)。
WS007SH(W-ZERO3 [es])のW-ZERO3メールの処理を改善しました。
これだよこれ。これに期待するわけだ。あとでわかるのだが、改善内容はまったく今回のトラブルと関係ないようだ。Eudoraからの添付ファイル付きメールなんて、知らないよ!って感じだ。
キーボード入力動作の最適化を行いました。
これは意外と大きい。今までもっさりもっさりで、けっこうストレスを感じていたのだが、さくさくに変わった。これはいいかも。
その他、動作の安定性を向上しました。
抽象的だが、そういうことなんだろう。
で、アップデートしてみた。基本的に何も悩むことはない。あえて悩むとすれば、アップデートプログラムをPCでダウンロードしSDメモリカードで[es]に渡すか、[es]そのものでダウンロードし、そのまま実行するかということだが、PC環境があればそちらでやった方がいい。アップデートプログラムは2.8MBほどあるが、ブロードバンド環境のPCでは何でもないが、[es]の64Kではつらいだろう。
アップデート後!依然として変なメッセージは受信トレイにあって消せないし、送れなかったメールはやはり送れないのだ。う~む、困った。困ってばかりだが、解決しないわけにはいくまい。これについては別の記事で書いてみよう。