前回記事: なおさん亭::別館: ブレイステーションがディスクを削る!(3).
ディスクに傷がつく原因はわかった。
あとは、傷が付かないように処置すればいいだけだが、どうすればいい?
次の、W-ZERO3[es]のメモ機能を使い描いた、私の書いたへたくそな図解を参照して欲しい。
メモをWordでインポートしたら原型をとどめなかったので、しかたなくスクリーンショットを使っている次第である。
これは、レンズ部が移動することでリボンケーブルがたわむことを模式図的に示したものだが、点線と思われる2箇所の円を参照して欲しい。そこは本来接着されていたと思われる箇所だが、酷使に耐えかねて接着が外れ、浮いたようになっていた。そのため、通常より大きくケーブルがたわむ結果になったのだと思われる。
そこで、強力接着剤を用いて、ケーブルを本来あった面に固定することにした。この作業によって保証外となってしまうのでご注意。誰もやらないと思うが。
結果は良好で、接着面を丸一日放置して固定し、使い続けたがケーブルが必要以上にせり出してくることもなく、今まで通り使い続けることができるようになった。ちなみに、削られたディスクは一部がエラーを出すなどしているが、この場合はディスクも保証の対象になるのだろうか?