Google AdSenseに参加するために、Googleアカウントを取得するまでを書いてみた。
次は、GoogleにAdSenseへの参加を申請する。その前に、AdSenseの収益モデルを簡単にまとめておくと、広告の表示回数、広告にクリック回数による単純なものだ。実際にどれだけ表示されて、どれだけクリックされて、いくらになるのかという基準は不明だが、こればかりはやってみなければわからない。AdSenseにはノルマもないし、参加のために費用がかかることもないので、この点は気楽と言える。
AdSenseへの参加申請は、Googleのトップページから「ビジネス・ソリューション」ページへと移り、そこにある「Google AdSense」の説明を読めばいい。面倒なことはあまりないが、個人名や住所などを登録する必要があるので、これが嫌だという人はそもそも参加しない方がいいだろう。報酬はチケットで支払われるようなので、住所や氏名がいい加減だと、いくらAdSenseで好成績を挙げても報酬が手元に届かなくなってしまう。
申請時には、個人情報のほかに広告を掲載するWebサイトのトップURLも登録する。私の場合は、http://homepage2.nifty.com/nao3/を申請した。しょーもないサイトだが、これも審査されてしまうのかと思うと、相手の人が気の毒に思ったりする。
AdSenseへの参加申請が完了すると、申請時に指定したWebサイトに関する審査が行われる。いわば、公序良俗に反していないか、AdSenseの規約に違反してものでないかを審査するわけだが、これに1週間ほどの時間が要すると書かれている。実際にはそんなにかからないが(2, 3日で済む)、申請から実際にAdSenseの運用をはじめるまでには少し日数がかかることを理解しておかなければならない。
申請が許可されたかそうでないかという通知は、Gmail宛に送られる。「Google AdSenseへようこそ」という表題のメールが到着すれば、申請が認められたことになる。幸い、私のWebサイトは広告を掲載しても問題がないと判断されたわけだ。ちなみに、審査は人力ではなくプログラムによって行われているはずで、最終的に人間のチェックが入る、といった感じだろう。いかがわしいキーワードの検出などは機械的に行われているはずである。それにパスすれば、人力で簡単な確認が行われると見ているが、もしかしたら(ほぼ)完全に機械的に行われているかも知れない。何しろ、Googleなのである。
さて、申請も許可されたので、許可メールの中身をよく読んでみることにする。それについては次回。