サイトアイコン たまプラ通信

W-ZERO3[es]をアップデート(3)

11月30日に、W-ZERO3[es]がアップデートを受けていたことをついこのあいだ知った。知ってからしばらく放置していたが、最近W-ZERO3[es]関連で何も書いていないので、片手間にアップデートを行ってみることにした。ちなみにアップデートすると、バージョン1.50になるそうだ。これは、11月1日に発売されたPremium Versionと同じ内容になるという。ちなみにPremium Versionとは、ホームメニュー、名刺リーダーが搭載された機能追加版という位置付けだ。

その2:W-ZERO3[es]をアップデート(2)

アップデートの手順は、今までと同じである。W-SIMを抜く、ACアダプタをつなぐ、とか面倒なことはあるが、アップデートファイルをPCで落とし(9MB以上ある)、SDメモリカードに移し、アップデートを実行する。アップデートは何段階かに分けて実行されるが、今回はかなり時間がかかる。相当多くのファイルを更新しているようだ。

アップデートが終了すると、Today画面になるが、Today画面が異様にスッキリしているのに気付く。最初は、「あらら、設定が消えたか?」と思ってしまったが、それは早合点で、実際には「無用なものは表示しない」ことになったようだ。つまり、未読メールがない場合には、その旨を表示するのではなく、メールに関するメッセージ自体を表示しないようになっているようだ。プログラムを一個でも起動すれば、「実行中のプログラム:1件」というように表示が復活する。

ホームメニューとは、携帯電話のようなメニュー画面を提供するものだ。携帯電話のメニューを使い慣れた人には、馴染みやすいと思われるが、Windowsの操作に慣れてしまうと、却って戸惑う部分もある。だが、いろいろな機能を一発で呼び出せるのはありがたい。項目も直感的で、こっちに慣れれば使いやすいと思うはず。しばらく使ってみたい。

名刺リーダーとは、名刺を内蔵カメラで撮影し、文字認識を自動で行わせた結果を連絡先に登録する機能だ。ビジネスで、たくさん名刺をもらう人には便利な機能に違いない。だが、アップデートでは体験版しか手に入らず、これでは認識はするが登録はできないので、購入する必要がある。ただ、性能を試すには十分なので、いろいろ遊んでみることをお勧めする。ちなみに、識字率はもちろん、明示に印字されたさまざまな情報の属性を判別する機能も、なかなか素晴らしいものだ。会社名、氏名、メールアドレス、などをかなりの精度で認識する。試しに撮ってみた取引先の女性の名刺などは、完全に認識された。自分のは、社名からしてダメというていたらくだった。あまり、ロゴに凝っていたり、余計な情報が印字されている名刺だと、誤認識の率が高くなるようだ。

あとは、W-ZERO3メールがバージョンアップを受けたらしいが、どのように変化したのかは、よくわからない。そのうち、わかるときが来るだろう。

それにしても、こまめにアップデートを提供してくれるのはありがたい限りだ。これなら、長く使っていこうという気にもなるというものである。

モバイルバージョンを終了