愛用のレッツノートの増設メモリが飛んだという話は、かなり前にした覚えがある。そのときは、某メーカーにメモリを送り、無償で交換してもらった(永久保証だったからだ)。そのメモリ、しばらくは快調に使っていたのだが、ある日また飛ぶようになった。使い始めは何ともなく快調だが、しばらくして温度が上がってくると、突然落ちるようだ(ブルースクリーンが出るか、あるいはピタッと止まってしまうか)。やっぱり安いメモリはダメなのかしらと思って、もはやメーカーに問い合わせるのも面倒になっていたのである。
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かといえ、標準の256MBではWindows XPはきつい。某メーカーの増設メモリは512MBで、トータル768MBであったから、なおさらである。そこで、レッツノート購入時に同時購入したアイ・オー・データ機器製の256MBの増設メモリを装着、トータル512MBで使うことにした。これでも、たくさんアプリケーションを起動すると苦しいが、使えないほどではないので、しばらくはこの状態で使っていた、のである。
しかしながら、この256MBのメモリも、飛ぶようになってきた。下手すると、メモリ装着時には起動すらできない。う~ん、これはもはやメモリだけのせいではあるまい。挿すメモリがすべて飛ぶようでは、いくらメモリが安くなったとはいえ、出費がかさんで困る(故障後の出費はないのだが)。
どうやら、温度が影響していそうだ。私のレッツノート(CF-Y2D)は、ファンレス構造で冷却ファンがない。静かで快適なのだが、放熱をキーボードの裏面全体で行う構造になっているので、手のひらがものすごく熱くなるときがある。裏面など、思わず「あちっ」と言うぐらい熱い。その熱い裏面に、増設メモリは装着されている。飛んでしまったあとにメモリを取り出すと、ものすごく熱い。この熱のせいでじょじょにダメになっているのかしら、と推測してみる。
しかしながら、同じハードウェアスペックで長い間使ってきたので、今さら急に熱くなったとは思えないし、おそらくはメモリの経時劣化というような感じもする(熱で劣化するのかしら?だったらCPUやオンボードのメモリはどうなる?)。あるいはこの冬の静電気でダメージを受けたか…。ひとつ気になるのは、メモリを装着しても、カバーを被せないと普通に使えるということだ。とすると、カバーが何かの悪さをしていることも考えられる。というより、カバーをしないせいで放熱効果があるのでは、とも考えられる。
まだまだ長くレッツノートを使っていくために、メモリの問題は重要だ。また交換してもらうか、別メーカーのに逃げるか…。