Office 2007シリーズ(俗称)がリリースされて、もう半年以上も経過した。だが私の使っているのは、未だにOffice XP(Office 2002)である。機能的にはこれで十分で、高いバージョンアップ版をいちいち購入する気にもならないのだが、最近は困ったことがいろいろ起きてきた。それは、Office 2007ユーザからのxファイル攻撃である。
「xファイル攻撃」とは何か?別に、怪しげな現象を送りつけてくるわけではなく、拡張子が「.docx」だったり「.xlsx」だったりする、最後に「x」の付いたファイルを送りつけてくるのだ。これはOffice 2007アプリケーションの専用形式で、拡張子が違うことからも古いバージョンでは読むことができない。当然、Office XPのアプリケーションでは開くこともできない。これは困った!ということになるが、だからといってOffice 2007にアップグレードする気にはならない…。で、いろいろ調べたらこんなものがあった。
リンク: ダウンロードの詳細 : Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック
これをダウンロードしインストールすると、なんとOffice 2007アプリケーションで作ったファイルがOffice XPアプリケーションでも読めるようになるのだ。およそ、基本的な作りであれば問題なく読み込めるようだ(Office 2007独自の機能を使っている場合にどうなるかは、今ひとつわからない。なぜなら、Office 2007を持っていないから、元がどうだったか知るよしもない)。
おそらく、旧バージョンユーザの勢いが衰えないので、新形式のファイルが受け入れられないと困る!というわけでこういうものをリリースしたのだろう、Microsoft。だが、ユーザとしてはウエルカムだ。まだ当分、Office XPを使い続けることができる。たぶん、サポートが打ち切られて、もうアップグレードしかないよ!というときまで使い続けるのであろう。Microsoftにとってはよくない話だ(ユーザが長い間愛用するのだから、本来はいい話なのだが)。