一連のレッツノート不調をつづる記事で報告したとおり、我が新レッツノート(CF-Y7A)はWindows Aeroを切って使うことでかなり安定性が増すことがわかった。だが、これでは気持ち悪いし、せっかくの機能を使い切っていないのももったいないので、製造元に問い合わせてみることにした。
まずは、状況をそこそこ詳しく書いて、購入元であるマイレッツ倶楽部の問い合わせ窓口にメールを送ってみることにする。主旨は以下のとおり。
- 購入直後より、ブルースクリーンになり落ちてしまう症状に悩まされている。
- Vistaの自己診断によると、グラフィクスのドライバに問題があるようで、インテルのサイトに案内されるが、そこでダウンロードしたドライバは拒絶され、インストールできない(メーカーからドライバを入手しろ、と出る)。
- 試行錯誤の結果、Aeroを切る(正確には、デスクトップ合成を無効にする)ことで安定性が向上し、通常の利用ではブルースクリーンに遭遇することはまれになる(それでもなくなったわけではない)。
- スタンバイ状態に一回でも切り替えると、発生する確率が上がるようだ(休止状態からの復帰では起きにくい。でも起きないわけではない)。
- 購入直後のほとんど素の状態で起きていたのでアプリケーションの影響は低いと思われる。
さて、松下電器お客様相談センターのN氏から、すぐに回答が来た(マイレッツ倶楽部のカスタマーデスクに送って、松下電器お客様相談センターから返信が来るのだ)。まずはPCの状態を知りたいから、以下のファイルを送れということだ。
- PC情報ビューアーファイル
- イベントログファイル
- MiniDumpファイル
PC情報ビューアーは、Panasonicのオリジナルらしく、実に詳細な情報を示してくれる。これを出したら、PCの状態が丸見えじゃん、プライバシーの侵害じゃん、とか思ったが、問題が解決しないので送ることにする。イベントログは、Windows Vistaが吐き出す記録で、エラーの発生などの状況が記される。最後のMiniDumpファイルは、ブルースクリーン発生時にディスクに書き出されるメモリイメージだ。
これらを圧縮し、1個のZipファイルにしてN氏に送る。するとすぐに返答が来て、これを技術部門に送って調べてもらうということだ。これには少々時間がかかるだろうな、と思っていたら、またもやすぐに返事が来た。ここは、さすがPanasonicと褒めるべきか、それとも本当に調べているのかよ、と疑うべきか?
調査してのN氏の返答は、
ハードディスク周りに問題がありそうなので、修理することをご検討下さい。
であった。は?ディスク周りですか。これまでの経緯から、問題があるのはディスプレイ周りかと思っていたのだが、調査結果はそうは判断していないらしい。回答に疑問があったので、さっそくその旨返信したら、またもやすぐに回答が来た。このレスポンスの良さは、褒めるべきか。やはり褒めるべきだろう。回答の主旨は、こんな感じだ。
- Windows Vista非対応のアプリケーションがインストールされているから、これの関与が疑われる。
- だが、購入直後でも起きていたというので、ならばハードウェア周り、特にディスク周りが問題かと考えた。
ソフトウェア的な問題ではないと思うから、ハードウェア周りの問題ではないかというのは自然である。だが、なぜディスク周りに絞れるのか、理由が今ひとつ不明である。これ以上は無理かな、と思いつつ、念のために修理依頼した場合の所要日数を問い合わせてみた。またもや、すぐに返答が来た。
日数については、現物を見てみないと何とも言えません。
詳細は、マイレッツ倶楽部のカスタマーデスクにご相談下さい。
って、結局そこかよ!もしかしたら、最初からマイレッツ倶楽部の方に問い合わせを入れればよかったということか?というか、最初に問い合わせたのが、そこなのだが…。う~む、どうするか。待て次号。