関東地方は、早くも梅雨入りしてしまったようだ。それにしても早いのである。満足に初夏も満喫せずに鬱陶しい梅雨になってしまうとは、断腸の思いである。雨が多いと、なかなか外に出られず、好きな撮影もできない。なので、あえて雨の中に出て撮影を楽しもう、というわけだ。雨に濡れた花々はとても生き生きとしている。
撮影地:東京都立檜町公園+東京ミッドタウン
撮影機材:キヤノンPower Shot S1 IS
ビヨウヤナギ。とてもヤナギには見えないが…。
ヤマボウシ。ハナミズキが終わったあとの白い花の咲く樹といえば、ヤマボウシである。これも、花の部分は中央のポッチで、白いのは顎である。顎に、ちょっと色の付いたものもある。
カシワバあじさい。文字どおり、葉が柏の葉のようだからというが、このとんがりコーンのような花房の方が気になる。最初のはまだ顎が開ききっていないようだが、開ききると本当にコーンのようだ。
ギボウシ。漢字で書けば擬宝珠。これは寺の欄干にあるタマネギのようなものに、つぼみが似ているからだとか。
オオバギボウシというのもあった。オオバは大葉で、ギボウシの葉の大きいバージョンのようなものだという。確かに、比べてみると花と葉のバランスが全然違うのだ。
最後は、お馴染みのあじさいだ。民家の植え込み、街路樹の根元、いたるところでいろんなあじさいに会える。そのうち、あじさいだけ撮り歩く、などということをしてみるのもいいかなと思っている。