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新治の森の自然(2)

横浜市緑区にある新治市民の森。前回は結局虫だけになってしまったので、花などを。実は、花はあまり撮っていなかったりする。

ヤブラン。よく見かける割には、結局冬の間の黒い実しか記憶になかったりする。蘭という名前からもっと派手な花をイメージするからか。

ヤブカンゾウ。ちょっとごちゃごちゃした感じのある花。一重のすっきりした花は、ノカンゾウ。最近では、都会の公園でも植えられていてよく見かける。

ヤマユリ。緑色の中に映える白い花は、いかにも夏の花らしく、あでやかだ。惜しむらくは、そんなにうつむいていなくていいのに、と思う。

オカトラノオ。そろそろ終わりかという感じで、陽当たりのよい場所では、穂の先に花が残るだけだった。

ヤマホトトギス。ホトトギスの仲間だが、ヤマジノホトトギスなどと区別しづらい。萼のあたりの反り返った感じからヤマホトトギスと推定。

ヒヨドリバナ。秋の七草のひとつであるフジバカマに似ている。ただフジバカマはそんなに見れるもんじゃないから、ヒヨドリバナだろう。この時分、至る所で見ることができる。

何だか白っぽい花が多かったなぁ。虫に比べれば愛情薄いような気がするのもご勘弁。

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