この4月に、情報処理推進機構(IPA)の主宰する資格試験である「初級システムアドミニストレータ試験」を受験し、その受験記をこのブログで書いた。この秋は、同じく「基本情報技術者試験」を受験してみることにした。「初級システムアドミニストレータ試験」と同じくエントリーレベルの試験だが、これがITユーザのための資格であったのに対し、「基本情報」はソフトウェア開発者向けの資格となっている。
業務知識も問われる「初級シスアド」に比べれば、開発者向けの「基本情報」の方が、私にはなじみがある。特に午後試験は、プログラミング言語の知識も問われるので、ある程度の経験がものを言う。しかも選択式なので、自分の得意な言語に合わせて問題を選べる。C言語、Java言語、COBOL言語、そしてアセンブラ(CASL)だ。私なら、C言語かアセンブラだろうか。面白そうな問題といえば、やはりアセンブラである。ただし、CASLという実際には使われていないものなので注意が必要だ。なので、CASLがどのようなアセンブラなのかくらいは、勉強しておく必要がある。
アルゴリズムも要注意だ。わかったつもりになっている、並び換え(ソート)や検索(サーチ)でも、さてバブルソートとはどのような動作だったか、二分探索法とはどのようなものだったか、ととっさには出てこなかったりする。なので、ひととおりの勉強は必要だ。例によって、自分のところの問題集を眺めておさらいしている。案の定、経験があるだけでは解けず、試験のクセを知った上でないと見当も付かない問題も多いようだ。しかも、午前問題は、「初級シスアド」とかなり重複する。
実は、初級シスアドももうすぐ試験自体がなくなり、「ITパスポート試験」へ移行する。「基本情報」も、次の春からは難易度がアップする。であるから、原稿試験を受けるにはこれが最後のチャンスとなるわけだ。あと二週間ちょいで受験である。まぁ、最低限のことはやっておくか、という感じだ。
ちなみに、今回の受験地は、「金沢八景」だ。神奈川学院大学って、あの駅伝の強いところか?それにしてもすごく遠い…。市営地下鉄で横浜に出て、京浜急行で金沢八景か…。2時間くらいかかりそうだ…。試験が終わったら、隣の野鳥公園で写真でも撮れそうだ、などということを考えているが…。