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タムロンA20E修理に旅立つ

愛用の一眼レフカメラ用レンズ、タムロンのA20Eのズームリングがおかしくなったことを、ここで書いた。修理に出さねばならないと思っていたのだが、本日秋葉原方面に向かう用事ができたので、これ幸いとタムロンの東京営業所に寄ることにした。そう、東京営業所は、秋葉原と目と鼻の先、神田にあるのである。

修理品は宅配便で送ることもできるのだが、ここはやはり係の人の目の前で状況を説明したいと思い、営業所へ出向いた。受付は、ビルの4階である。エレベータを降りると、すぐ目の前に「修理の方は~」という案内がありわかりやすい。その指示する方向に進むと、巨大な自動ドアがある。大きな取っ手がついており、普通なら手動でそこを「よっこらしょ」と開けるのだろうが、近くに進むと、豪快にドアが開いた。さしずめ、工場に来たかのような趣である。

カウンターで声をかけると、妙齢の婦人が現れた。症状を聞くので、現物を取り出し、ズームレンズが回らない旨告げると、それは申し訳ない、すぐに預かりますと話がスピーディに進む。期間は、7日~1週間ほどかかるとういが、それはしようがあるまい。保証書に何も印がない(アマゾンで購入したため)ので、今日の日付の印を押させてほしいというので、それは問題なしとした。実質、あと1年間の保証となるのである。

あとは現物を検分し、伝票に住所や名前などを書かされて、お返しはどうしましょうかと聞かれる。どうしましょうかと聞かれても困ったが、宅配便で送るか、あるいは取りに来るかという選択だが、よいタイミングで近辺に来る可能性も低いので、自宅宛に送ってもらうことにした。「では、弘前からお送りしますね。」ということは、修理工場は青森県にあるのか。それは初めて知ったと思いつつ、控えの伝票を受け取り、その場を去ったのであった。

ものの5分ほどであった。キヤノンでは、検分にやたらと時間がかかったのだが。今回は、物理的なものなので、わかりやすいのであろう。自動ドアは、またも豪快に開き、閉まったのであった。

さて、いつ回復して帰ってきてくれるか。それまでは望遠系はお預けだなと思いつつ、帰路に着いたのであった。

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