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デスクトップPCを買い換える(3)

いろいろ試して結局ダメだろうということになったASUS TERMINATOR-2。この代替機を考えるにあたり、以下の条件を満たす必要があった。

意外と簡単ではないのか?と思った。

最初のは、実は選択肢が意外と多くない。BTO系では、マウスコンピューター、エンデバー、デル、HPなどがあるが、エンデバーは非常にモデルが限られているし、HPには存在すらしないようだ。マウスコンピューターとデルにはラインナップがある。

2番目と3番目は、4年も経った今では問題にならないだろう。CPUはマルチコアがふつうだし、GPU性能も比べものにならなくなっているはず。ここになって書くのだが、このマシンはゲーム用として位置付けられているので、メモリ容量やストレージ容量よりは、CPU性能、GPU性能が重視される。GPUは、ATI(AMD)よりはどういうわけかNVIDIAのGeForceシリーズの方が評価が高い(なぜだろうか?)。

最後のは、カスタム品をあまり採用していないメーカーがよい。また、ATX仕様を満たしているとか、拡張性を保証しているものがよい。ということで、デルよりはマウスコンピューターか、ということになった。実は、このメーカーの商品を購入したことはないが、秋葉原でちょくちょく見かけたので、気にはなっていたのだ。国産のPCメーカーとして、エンデバーともども応援してみたいと思った。

さっそく、マウスコンピューターのサイトで見積もってみる。このメーカーには、ゲーム用途のためにG-Tuneというブランドがある。Game Tuneの意味だろうか?これのデスクトップタイプで、まぁあまり費用はかけずにということで見積もっていくと、85,000円くらいになった。なんだかずいぶんと安いなぁ、と思ったがこんなもんなのであろうか、今は?

ちなみに代表的なスペックは、こんな感じだ。

私から見たら十分すぎるスペックなのだが、CPUはQuadがいいだの、GPUは9800GTがいいだのという声が聞こえてくる。上を見ればきりがないのだから、まずはこのへんでお手討ちといこう。年末でいろいろとお金が入り用な時期でもあったので、10万近い出費ははっきり言って痛いのである。Windows XPがHome Editionだが、家で使うには十分であろう。ちなみに、私はHome Editionを使ったことがないのだ。

で、さっそく注文したのだが、マウスコンピューターというのは最先端を謳いながらも注文システムは人力に頼っている部分が多いようだ。

結果的には一週間ほどで到着したのだが、6日ほど「製造中」だったのでずいぶん時間がかかるのだなと思っていたら、「検品中」「発送準備中」などをすっ飛ばしてもう送られましたというメールが来た(ステータスについては間違っていたら関係者の方にはすいません)。

さて、ものの方は、「大きい…。」こんな大きいのだろうか?と思うほど大きいのだ。真っ黒なボディにものすごいはったり感がある。だがこれだけ大きいと、内部にもゆとりがありそうだ。また、スペックの割には非常に静かだ。今までを10とすれば、今は1くらいだろうか?とにかく動いているのにも気が付かないのは、素晴らしい。さらに、前面は開閉式になっており、電源スイッチや各種ドライブを間違って操作してしまわないで済むのはありがたい。閉まっていても、USBコネクタは脇にあるので、そこを利用することができる。

ものは試しと買ってみて、何だか思いもよらないところに利点を見いだしているのが今の状況だ。こんな値段で、これだけのマシンを買える時代になったんだなぁと、大昔に40万円を出して80286マシンを買っていた私は思うのであった。

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