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なかなか行けない、7

コンピュータのネタなら「IT館」に書けっつーの、と言われそうだが、国民的行事でもあるし、Vistaから7への移行記事をこっちに書いてみたいと思う。ここでこの記事を書いているということは、もうすでに7に移行できたのですね、と言われそうなのだが、実はまだ「バックアップ」の途中なのだ。なので、家族のPCを借りて、書いているのだ。人のPCは、非常に不便なのである。

予定では、とっくにバックアップは終了し、アップグレード作業を楽しくやっているはずであったが、計画は完全に狂った。昨日の記事を参照してほしい。

登場人物紹介:
ノートPC内蔵のHDD:2.5インチ250GB
通常バックアップのHDD:3.5インチ外付け250GB
クローン作成予定HDD:2.5インチ160GB

まず、データのバックアップはいつもどおり行った。これはいつもやっているので、特に問題なく終了。

次に、クローンを作るのだが、ここでしくじった。クローン先のHDDの容量が圧倒的に少ない。ノートPCのHDDは250GB、これに対してクローン先の2.5インチHDDは160GB。これではクローンを作れない。ここでまずしくじる。

ならば、危険を承知で、普段バックアップに使用している250GBのHDDを転用しようと考えた。なぜ危険かといえば、普段のバックアップに使っているので、クローンの作成中は、一時的にバックアップがない状態になるのだ。そこまで神経質にならなくても、と思われるだろうが、マーフィの法則によると、起きる可能性のあることは必ず起きるのだ。なので、これは断念するしかない。

そこで、先ほどの160GBのHDDにいつものバックアップを作成し、データを保全してから、先ほどの250GBのHDDにクローンを作成しようというわけだ。これなら安全だが、一からバックアップを作るのだから、とてつもない時間がかかるだろう。

朝起きたら、まず通常のバックアップを作る作業を開始した。これには、4時間以上の時間を要した。まぁ、100GB以上のデータをコピーするのだから仕方がない。待ち時間を利用して、買い物に行ったり、昼食をとったりする。バックアップが終了して、クローン作成を開始した。

だが、新しいクローン先の250GB HDDが古いためとてつもなく遅く、終了予測時間10時間と出た。そんなに待っていられるか!というわけで、別のHDDを物色。幸い、引き出しの中に使っていない250GB HDDが見つかったので(なぜそんなものが使われずにあるのかは謎)、それに付け替え、クローン作成を実行。実際は、この間も紆余曲折あり、まったく違う接続装置にまったく違うHDDを据え付けて、クローン作成を実行。これで、作成に要する時間は3時間強となった。ぜんぜん違うじゃん!と悪態をつきつつ、待ち時間を利用してジムに行って汗を流す。

は~疲れた、ということで、いまがここである。うまいビールを飲みながら、クローン作成終了を確認した。では、ゆるゆると、アップグレード作業を開始するとしようか、くーっくっくっく。

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