前回は、レッツノートCF-Y7AのHDDを500GBに換装する、までをやってみました。今回は、パーティションサイズをディスク容量一杯まで拡張し、換装の恩恵を最大限に得るまで、をやってみたいと思います。
ご注意:この手の作業は、ついうっかりとHDDの内容を壊してしまうこともあり得ますので、作業の参考にされる際には、必ずバックアップを取得後に行って下さい。
コントロールパネルから「ディスクの管理」を実行すると、パーティションの拡張が行えます。ただし今回は、上記の画面のように、いろいろないちゃもんをつけられて、拡張できません。以前にVistaでやったときには特に問題になるようなことはなかったのですが、なぜだか理由はわかりません。しかたがないので、これまで使っていたHDDに戻し、新しいHDDを外付けにして、ブートボリュームでない状態にして拡張してみることにしました。
結果から言えば、これはうまくいきませんでした。HDDが認識されはしますが、初期化されていないので初期化すると言ってきて、当然ながらパーティションは見えません。ディスクのクローンなので、おそらくは識別子の問題とかいろいろありそうなのですが、面倒なので考えるのをやめました。
そこで、サードパーティ製のもので何かよいものはないか(しかもフリーのもので)探しましたら、ディスクのコピーにも使ったEASEUS社からPartition Managerなるものが出ているではありませんか。Homeエディションという基本的なものなら、フリーで使うことができます。さっそくダウンロードしてインストールしました。
インストールは簡単なので省略します。Partition Managerを起動すると、現在のパーティションの状態が表示されます。右側にグレーの領域があり、未使用であることがわかります。
拡張したいパーティションで右クリック、「Resize/Move」を選択します。
パーティションサイズを変更します。上のバーでスライダーを使ってサイズ変更したり、下のアップダウンで直接サイズを指定できます。
スライダーを使って、一気に最大サイズまで持って行きました。
サイズが最大まで拡張されたのがわかります。この時点では、実際には拡張されていません。左上の「Apply」と書かれたボタンを押します。
変更を反映するか、の確認です。「Yes」で実行されます。実行後、OSを再起動したければ、下のチェックボックスをチェックします。
作業中の画面が少しの間出ます。その後、これが出ればうまくいったということです。
一応、OSを再起動してからドライブの様子を確かめましょう。確かに、空き領域が一気に増えました。これでまた2年くらい(?)は大丈夫そうです。