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RAID対応NASを導入する(3)―セットアップ編

前回までで、我が家に新しく導入したNASのことを書きました。今回は、購入したバッファローLS-Q4.0TL/R5のセットアップについて書きましょう。

バッファロー:LS-Q4.0TL/R5

新しい機械についてはよくわからなくなってきた私ですので、ここはまじめにマニュアルを参照しながらやってみることにしましょう。とはいえ、紙が数枚付いているだけです。そのうち重要そうな1枚を見ながらやってみることにしますが、要はCD-ROMに入っている「LinkNavigator」を使えということらしいです。電源やネットワークケーブルなどがまったく接続されていない状態で、CD-ROM内のソフトウェアによるナビゲーションで進めます。

「かんたんスタート」というところをクリックして始めます。

セキュリティソフトなどを切れと出ます。私は「Microsoft Security Essentials」というフリーソフトを使っていますが、止め方がよくわからなかったので、とりあえずそのまま進めてしまいました。止められるものなら、止めた方がよいかも知れません。ちなみに、止めずとも特に支障はありませんでした。

手順が出ます。大まかに頭にたたき込み、次に進んでしまいます。

LANケーブルを装着しろというので、従います。けっこう長いLANケーブル(フラットタイプ)が付属しています。

LANケーブルのもう片方を、無線LANルータなどのハブに装着しろというので、従います。

電源ケーブルを装着します。ただしACアダプタなのが残念です。できれば、電源内蔵型にして欲しかったのですが、こんなに小さければ仕方ないというところでしょうか。

電源が入れば、当たり前ですが起動します。4台のHDDが順番に起動します。起動時はやや音がうるさいという感じですが、落ち着くと静かになります。しばらくすると、上記のようにすべて緑に点灯します。

NASの検索を開始し、見つかれば上記のような画面になります。名前はMACアドレスから自動的に命名されるようですので、特にこだわりがなければこのままでよいでしょう。

しばらく、こんな画面が出てセットアップが進行中である旨、報告されます。

基本的なセットアップが終了しました。IPアドレス等は、DHCPで自動的に取得される設定になっています。もちろん、マニュアルで設定もできますが、その必要性はほとんどないでしょう。

ここで、ソフトウェア、すなわちユーティリティのインストールへと進みます。

冒頭でも一度出た画面ですので、このまま進みます。

インストールするソフトウェアを選びます。上のふたつは必須です。下はオプションですが、選べるのはマニュアルだけです。あとで参照できるように、インストールしておけばよいでしょう。ちなみにHTMLマニュアルです。

再び、検索になります。今回は、検索されたNASに自動的にネットワークドライブを割り振るためです。個人的にはネットワークドライブは不要なのですが、ほかに選択肢もないようなので、このまま先に進みます。

ネットワークドライブを割り当てている旨、表示されます。

ネットワークドライブの設定完了と出ます。ドライブLが割り当てられ、デスクトップにショートカットが作成されたとも出ます。

でもちょっと待って下さい、これでは、すでにディスクはフォーマットされ、共有フォルダも作成されていること意味します。そうです、とにかく最初は、デフォルトの設定でことが進んでしまいます。なので、あとで設定を基本的にはやり直すことになります(間違っていたらゴメンナサイ)。

よく意味がわかりませんが(ヲイ!)、「はい」と答えておきましょう。「一部機能を使用できない」と脅されては、「はい」と言うしかありません。「一部」の内容を教えてくれれば親切ですのに。

はい、よくわからないので先に進みましょう。

ここで、システム全体の再起動が必要と出ます。こういうのは嫌いなのですが、仕方ないので再起動します。

システムを再起動し、ログオンしなおしました。すると、継続する旨出ますので、改めてCD-ROMからセットアップを起動します。

すぐに、インストールが完了した旨出ます。

PC連動電源機能についての説明が出ます。この機能を使うと、接続するPCの電源状態に応じてNASの電源もON./OFFできて便利そうなのですが、この手の機能を最初から使うのは不安です。なので、設定は変更せずにそのまま進んでしまうことにします。

これで設定は完了と出ます。でも、これは最低限の設定が終わっただけで、この先が大変なんですよね。というか、実際に使いこなすための実践ですので、回を改めていきましょう。

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