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SH901iS用ドライバをWindows 7に入れる(2)

Windows 7でSH901iSをモデムとして使う、その2です。その1は、こちら

ドライバを入れましたので、次は付属CD-ROM内のソフトウェアをインストールし、簡単に設定してしまうことにします(実は、これは見込み違いだったのですが)。

CD-ROMの\PCSETフォルダの下にある、SETUP.EXEを起動します。普通のインストーラなので、すべて既定値のまま、インストールを済ませてしまうことにします。

インストールが済めば、「FOMA PC設定ソフト」が起動します。が、こんな感じです。

ケロロ軍曹風にいえば、「何ですとぉ~!?」という感じでしょうか。

どうやら、Vista, 7ではチェックではじかれてしまうようです。

ですので、この方法は諦めて、マニュアルで設定してしまうことにします(実は、方法はあったのですが)。

マニュアルでの設定については、取扱説明書の517ページ以降に説明があります。

それによると、いろいろ面倒なことが書かれているのですが、ドコモ標準の「mopera」を使う限り、APN(アクセスポイント番号)を「ハイパーターミナル」で設定する、とかいった面倒は一切不要です。

単純に、Windows 7で、接続を作成してやるだけでOKです。

では、さっそくやってみましょう。

「ネットワークと共有センター」を開きます。

無線LANで接続していますので、このように接続済みと出ます。

「新しい接続先またはネットワークのセットアップ」を選びます。

「インターネットに接続します」を選びます。

「すでにインターネットに接続しています」と出ますが、「新しい接続をセットアップします」を選びます。

「いいえ、新しい接続を作成します」を選びます。下の一覧に出ているのは、解約したauのサービスで使っていた「W05K」 のモデムです。ですので、普通は出てきません。

「ダイヤルアップモデムまたはISDNを使用して接続します」を選びます。

使用するモデムを選びますが、ここではもちろん[FOMA SH901iS]を選びます。

「ダイヤルアップの電話番号」には、取扱説明書にある番号を指定します。

今回の接続では、特に登録の不要な「mopera」を使いますので、そのAPN(アクセスポイント番号)を含めた番号を指定します。

また、moperaでは発信元電話番号の通知が必要ということですので、頭に186を付加しています。

このへんの決まりは、取扱説明書の517ページ以降を見て下さい(すごくわかりにくい説明なんですが)。

「接続名」には、好きな名前を指定して下さい。

「接続」を選べば、このまま接続テストに進みます。

設定に問題がなければ、発信、認証、ネットワーク登録と進みます。

この画面になれば、すでに接続されています。

タスクトレイの通知領域にあるネットワークのアイコンをクリックして、状況を確認しましょう。

「接続済み」と出ています。これでOKです。

基本的に、PPPやTCP/IPの設定を変更せず、既定値のままで十分使えるようです。

あくまでも緊急用の接続として作成しています。いくら上限があるとは言え、接続料金は馬鹿になりませんので。

最後に、使わなかった「FOMA PC設定ソフト」をアンインストールしておきます。実は、「Windows XP互換」を指定すれば、きちんと起動できたのですが、目的を達成してしまった今、今さら試す気にはなりませんでした。

また、ちょっと困ったことがありまして、一度でもSH901iSをつないでしまうと、「スリープ」にも「休止状態」にもできず、「シャットダウン」も「再起動」もできなくなってしまうのです。

さんざん待たされたあげくに、電源を切るしか方法がなくなってしまうのですが、すごく体に悪そうです。

試行錯誤の結果、一度つないだら、基本的につなぎっぱなしにしておけば、きちんとシャットダウンさせることができるようです。シャットダウンさせたら、おもむろに外せばよいのです。面倒ですが、電源を強制的に切るよりは、体によいでしょう。

ということで、SH901iSをWindows 7でモデムとして使う、でした。

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