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キヤノンEF100mm F2.8L マクロ IS USMが仲間入り!

ついに、新しいレンズが仲間入りしました。昨年10月リリースのこの新レンズ、発表当時から目を付けていました。花や昆虫の撮影が多い私、できればマクロレンズで性能がよいのを欲しいとは思っていました。手持ちのマクロレンズは、EF-S 60mm F2.8のみでしたが、IS機構(手ブレ補正)がないので三脚は必須、手持ち派の私にはちょっときついレンズでした。しかし新しいレンズはハイブリッドISという高度な機能を備えて、私の期待に応えてくれそうです。

キヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USM

ちょっと高い買い物ではありますが、きっと私の期待に応えてくれるでしょう。

このレンズのすごいところは、まずハイブリッドISという、新しい手ブレ補正機構を内蔵したことです。これまで、キヤノンのマクロレンズには手ブレ補正機構がなく、ニコンに水をあけられていた恰好でしたが、ハイブリッドすなわち「シフト補正+角度補正」というふたつの補正を行うことで、狙った映像をより捉えやすくしました(従来は、角度補正のみでした)。

手持ち派の私には、手ブレ補正は必須です。比較的長い焦点距離100mmと相まって、きっとこれからのシーズン、活躍してくれるはずです。等倍付近の撮影では、手ブレ補正を有効にして、かつボディ側のAFモードを「AIサーボ」にすると、撮影の歩留まりが飛躍的に向上する、という報告もあります。

しかも、私にとっては初の「L」レンズです。「L」というのはキヤノンのレンズの中でも特別なものですが、簡単にいえば光学系が優れている、ということでしょうか。高級機では「蛍石」という特殊な結晶を使ったものがありますが、今回のような普及機では、UDレンズ(Ultra-low Dispersion)という光学特性に優れたものを採用して、「L」レンズとしていることが多いようです。

「L」レンズには、このように赤い帯が巻かれます。一種のステータスですが、このあたりはキヤノンはうまい。一時期のホンダにも通じる上手さです。ちなみに白いボディに赤い帯というのは、一種の憧れのようです。

お気付きでしょうか、ケンコーのプロテクターをすぐに装着しています。マクロ撮影では前玉の状況が気になりますから、高いレンズを痛めてしまうよりは、プロテクターを装着して万が一の場合に備えましょう。

さて、手持ちのEOS 40Dに装着してみました。

けっこう長いですね。100mmなので、あまり伸びないのではないかと思っていましたが、思ったよりごついです。でも、全体が細身なので、そんなにマッチョな感じはしません。ただし重さはボディ740g+バッテリー80g+レンズ625g=1445gとなり、けっこう重いです。

ですがフードを装着すると、かなりごつい感じになります。「何あのレンズ?」とささやかれたのも頷けます。

この本格レンズ、どのようなショットをものにしてくれるのでしょうか?

さっそく、週末に撮りに行った写真を、別途紹介していきたいと思います。

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