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乗りっぱなしの一日(4)―秩父鉄道(2)

昨日の続きです。夏もまっただ中、子どもを群馬に送っていく帰り道、第4回です。これまでの記事は、こちら。

乗りっぱなしの一日(1)―八高線 乗りっぱなしの一日(2)―上信電鉄 乗りっぱなしの一日(3)―秩父鉄道(1)

寄居駅にて。東武東上線の電車が発車を待っています。こちらは、車両のドアは開けっ放しなんですね。よく見ると、駅名標識に、毛布のようなものが干してあります。なんというか、おおらかです。

そうこうすると、三峰口行きの下り電車がやってきました。シャッターを切るタイミングが早くてロングになってしまいました。こちらも、国鉄車両(101系)ですね。

ここから秩父までの間は、写真を撮るのも忘れていました。

寄居からは、長瀞あたりの風光明媚な場所も通過します。荒川の渓谷を眺めたり、民家の脇をかすっていく江ノ電的な風景を楽しんだりしていたら、あっという間に着いてしまいました。途中、皆野でSLパレオエキスプレス号とすれ違ったり、秩父鉄道ならではの石灰石運搬貨車などの列も見ながら、充実した時間を過ごしました。

私の乗ったのは1号車でしたが、途中、冷房機の故障した2号車から難民(?)が溢れてきたのは、愛嬌でしょうね。長瀞あたりからは、家族連れが多くなります。

さて、実は秩父鉄道から西武鉄道秩父線に乗り換えるには秩父駅ではなく、隣の御花畑駅で乗り換える必要があるというのは、乗ってから判明しました(ヲイ)。なので、御花畑まで乗って乗り越し精算をするか、あるいは秩父で降りて一駅歩くか迷いましたが、結局後者を選択しました(ここが間違いの元)。たまには、駅周辺を歩くのも悪くない、と思ったからです。

秩父駅にて、乗ってきた電車を見送ります。

一応、駅名標識などをパチリ。

駅を出ますと、「どこいくべえ」という謎の案内灯籠。実は、これは今どこにいて、どっちに行けば何があるということを案内してくれます。干支に対応して、あちこちにあります。

けっこう立派な駅舎ですが、人影はまばらでした…。改札を出るときも、駅員さんに渡すという懐かしいスタイルです。

さてここから、お隣の御花畑まで歩きます。秩父神社を見たり、線路際の花など見ながら歩きますが、それは次回。

続きの投稿はこちら:乗りっぱなしの一日(5)―西武秩父線

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