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オヤジのiPhone(11)―連絡先編

オヤジのiPhone、何だか止めどもなく続くようですが、11回目です。前回はメールをやってみましたので、そのメールに必須の(もちろん電話にも必須の)、連絡先をどうするかという巻です。

連絡先は、いちいちゼロベースで入れていくのはナンセンスですから、今まで使っていた携帯電話から持ってきたいものです。SoftBank製の携帯電話であれば、SoftBankショップや専用のアプリケーションで簡単に移動できるようですが、私の携帯電話はドコモなのです。するとどうすればよいか?まずは、携帯電話のアドレス帳をPCに持っていくことを考えました。

残念なことに、これには何かしらのアプリケーションが必要です。私の場合、幸いなことにすごい前に購入した「携帯マスター」というソフトウェアを所有しており、これを使ってPC側にアドレス帳を取り込むことができました。ただし回りくどいことに、いったんOutlookの連絡先に取り込むということになっています。しかたないので、そのようにしました(CSVファイルやvCardファイルでもエクスポートできるようですが、試しませんでした)。

ただし若干の問題が。すべての連絡先がOutlookに移らないようで、それらは覚えておいてあとで手入力するしかないようです。また、移らないからと何回も取り込むと、同じ項目が重複して登録されます。重複した分は、一つ一つ削除するしかないようです(オプションで、重複した場合にOutlookを優先するというのがあるのですが、チェックしても増えるだけでした)。

さて、iPhoneでは、連絡先をどこかと同期することができますが、Outlook、Windows Contact、Google Contact、Yahoo! Address Bookのいずれかから選ぶことができます。Windows Contactとは聞き慣れないでしょうが、要はWindowsアドレス帳です。Google ContactとYahoo! Address Bookは、それぞれGoogleとYahoo!の提供する連絡先サービスです。

何を選ぼうかと考えたとき、とりあえずOutlookを選んでしまいました。たまたまOffice 2007もインストールされていましたし、Google ContactやYahoo! Address Bookを使うにしても、たくさんの個人情報をあちら側に置くのもちょっとイヤな感じがします(今さらという気もしますが)。ところでWindows Contactというのは、そもそもその時点で何のことやらわかりませんでした(Windowsアドレス帳と言ってくれればいいのに)。

Outlookとの連絡先の同期は簡単です。iTunesで「情報」タブを選んで、「連絡先を同期」をチェックして、右側のドロップダウンから「Outlook」を選ぶだけです。これで「同期」を実行すれば、Outlook側にあったものがiPhoneに移ります(その後、iPhone側の変更も、Outlookに反映される)。

まぁ通り一遍の話はこれで終わってしまうのですが、実は現在、Windows Contactを同期先にしています。それは、Outlookのアドレス帳があまりにビジネス用の作りで、個人用にはいらない項目などあったり、今ひとつ使いにくいと感じたからです。

そこで、同期先をWindows Contactに変えて、再度「同期」をしてみましたら、あら不思議というか当たり前、「Windowsアドレス帳」フォルダに連絡先のファイルが大量に作成されました。

ちなみに、開くとこういう風に情報を編集できます。大量に編集するときには、PCで編集し、iPhoneに同期させた方が使い勝手がよさそうです。

iPhoneの連絡先からは、このように見えます(モザイクばっかりで怪しくなってしまった)。

メールアドレスが、「その他」で3箇所に分かれて表示されます。実は、iPhone側の項目が向こう側のその項目に対応するかというのは微妙で、Outlook、Windows Contact、Google Contact、Yahoo! Address Bookで振る舞いが異なります。思った場所に欲しい情報が出てこないとかあるので、慣れるまで試行錯誤が必要かも知れません。

メールも使えて、連絡先も使えるようになりましたので、次はいろんなツールを揃えていきましょう。まず欲しいのは、SNS系ですね。

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