撮影した写真から位置情報を削除しましょう。前回は、キヤノンのZoomBrowser EXとWindows標準の機能でことごとく失敗しましたが、今回はMicrosoft Pro Photo Toolsでバッチリ位置情報を削除してみます。
ですが、実際に使い始めるまでが面倒くさいのなんの。MS、ちょっとハリネズミしすぎでは?
Googleなどで「Microsoft Pro Photo Tools」を検索すれば、ダウンロードページに一発で飛ばしてくれますが…。「Continue」をクリックすればいいんですかね?
「Genuine Windows Validation」に飛ばされます。要は、正規版のWindowsを使っているのかよ、お前?そうでない場合にはダウンロードさせてあげないもんね!ということです。私はもちろん正規版のユーザなのでこんなことを聞かれる由来はないのですが。ちなみに舌の画面で「2. Enter your Validation code.」とあるところに入力すればよいのですが、そんなコードを知らないので、「1. Run the validation tool.」とあるところの「Continue」をクリックして、ツールを実行します。
ツールの実行と言っても、ダウンロードし、エクスプローラから実行するのです。ファイルを保存すると、こんなプログラムがあるはずです。どこにダウンロードしたかは、しっかり覚えておいて下さい。これを実行します。Windows Vista/7ではセキュリティチェックが入りますが、構わず実行しましょう。
実行すると、以下のようにValidation codeがゲットできますので、右のボタンを押してクリップボードにコピーしておきます。このプログラムは、これで終了させてしまって構いません。
2枚目の画面の「2. ~」の入力欄にペーストし、「Validate」ボタンを押せばいいはずですが、そうするとこんなところに飛ばされます。なんで?
仕方がないので、上の検索窓に「Microsoft Pro Photo Tools」と入力して検索させます。すると、以下のようにヒットしますから下向き矢印のアイコンをクリックします。すると…。
またこんなところに飛ばされます。仕方ないので「CONTINUE」というボタンをクリックすると…。
また、2枚目のような画面に飛ばされます。いい加減にしてくれ!という気持ちを抑えつつ、先ほどのValidation codeを再度入力しますと、画面が以下のように変わり、ようやく「DOWNLOAD」というところにまで辿り着きます。
で、ダウンロードしますと、以下のようにインストーラが入手できます。ようやく、インストーラが入手できただけですから、これからインストールしなければなりません。我慢比べじゃないんですから。
インストーラを実行します。インストール自体は、面倒なところはありません。いつもどおりに、ほいほいとやって下さい。
インストールが終了しました。さっそく起動してみましょう。上の画面でチェックボックスにチェックを入れておけば、インストール終了のあとに起動できます、もちろん、スタートメニューから起動できます。
「Drop photos here」と挑発していますので、ここに写真ファイルをどんどん落としましょう。
写真のサムネールに地球のアイコンが付いていると、位置情報付きです。このとき、真ん中のメインに「GPS Data」というのがあり、そこに具体的な位置情報が見れるはずですから、「Clear GPS」ボタンを押せば、位置情報がクリアできます。
おめでとう!クリアできました。サムネールから地球のアイコンが消えています。エクスクラメーションマークが付いているのは、変更を受けた証です。このファイルを、メニューから保存しましょう。
保存したあと、エクスプローラでプロパティを表示させてみると、GPSの項目がなくなっていました。これでバッチリです。
ヤバイと思ったら即削除、でいきましょう。けど、こんなファイルは結構あるような気がする…。屋外で撮ったやつはいいんですけど、自宅や職場のは困りますねぇ。iPhone 4で撮ったやつなんか、特に要注意です。