20年来のWindowsユーザがMacBook Proを使い始める、12日目です。
- 日本語入力IMEの導入(ATOK for Mac)
- グラフィック編集ソフトの導入(Photoshop Elements 9 Mac)
- Boot Campのセットアップ←今ココ!
- Windows 7をインストール(Boot Camp)
- 仮想環境のインストール(Parallels Desktop 6)
本来なら、仮想環境のParallels Desktopのインストールに進むはずだったのですが、予定を変更しまして、Boot Campをセットアップし、Windows 7をインストールします。
理由は続けて下に…。
仮想環境でWindowsを使う方法は2つありまして、ひとつはBoot Campでインストールし、そもそもWindowsマシンとしてMacを使う方法、もうひとつはParallels Desktopで仮想的にMac OS Xの中でWindowsを動かす方法です。
前者は、Windowsを使っている間はMac OS Xの機能は使えないので、今回の選択肢外に見えます。仮想環境では得られないパフォーマンスが欲しいときや、仮想環境では不具合の起きるアプリケーションのための最終手段と言えます。
ですが後者でも、実は方法がさらにふたつに分かれまして、Boot CampでインストールしたWindowsをParallelsから起動する方法、そしてParallelsの仮想マシンを作って起動する方法、があります。
仮想マシンを使うのは伝統的な方法ですが、なんとParallelsではBoot CampでインストールしたWindowsを仮想的に起動できるのです。
これなら、普段はMac OS Xの中でWindowsを動かし、本当に困ったらWindowsマシンとして起動すればよいのです。Windowsのライセンスも1件で済みます。すごく便利ですね。
ということで背景を書きましたので、Boot Campのセットアップに参りましょう。
Boot Campですることは、Windowsインストールのためのスペース(パーティション)をディスク上に作ることと、MacBook Proのためのドライバ類を集めたCDを作ること、などです。普通のWindowsにはMacBook Proのためのドライバやソフトウェアは当然含まれていませんから、これをAppleが準備してくれている、というわけです。
あ、Boot Campでパーティションを作る前に、バックアップを取っておいた方がよいのですが、今回は使い始めてまもなく、重要なデータもありませんので、そのまま進んでしまいます。
Boot Campの設定を行う「Boot Campアシスタント」は、LaunchPadの「ユーティリティ」の中にあります。
案内文が出ますので、よく読んでおきましょう。下に「"インストールと設定ガイド"をプリント」とありますが、残念ながらプリンタをセットアップしていませんので、印刷はできません。でも、そんなに難しい話じゃないでしょう。
「Windowsサポートソフトウェアをダウンロード」とあります。これは必ずダウンロードしておきましょう。後でにっちもさっちもいかなくなります。
ダウンロードが始まりました。結構時間がかかると思ったら、672MBもあります。
「Windowsサポートソフトウェアを保存」とあります。CDかDVDに書き込めますが、この場合はディスクを用意しておきましょう。
私はCD-RWを使いました。
「ディスクを作成」をクリックして書き込みましょう。結構時間がかかります。ディスク1枚分ですから。しかもCD-RWですし。
ディスクの中身を全部消してしまってもよいか聞かれますので、消してしまってかまいませんとして先に進みます。書き込みが実行されます。
「新しいヘルパーツール」の追加ということで、確認を求められます。パスワードを入力しましょう。
パーティション分割に進みます。Windows領域にどれだけ割り当てるか?ですが、とりあえず120GBとしてみました。どれほど必要になるか見当も付きませんが、OS X側に600GBもあれば十分ということで。
パーティション作成の開始です。これも少し時間がかかります。
「Windowsのインストールを開始」とありますが、今日はここまでです。この先、どれほど時間がかかるかわかりません。「終了して後でインストール」を選んで、ひとまず終わらせます。
明日は、このWindows領域に、Windows 7 Professionalをインストールしてみます。