20年来のWindowsユーザがMacBook Proを使い始める、23日目です。もう少しParallels Desktopのことを書きます。
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- 仮想化ソフトウェア正規版の導入
- Parallels Desktopのいいところを紹介←今ココ!
- 何をすっぺ?
- 何をすっぺ?
さんざん書いていますが、仮想化ソフトウェアで、Lion(だけじゃないですが)の上でWindows 7(だけじゃないですが)を動かすことを可能にします。
ちょっと前の仮想化ソフトウェアでは、ウインドウ内にゲストOS(この場合はWindows 7)を動かすか、あるいはフルスクリーンにするとか、そんな感じなのですが、今のはホストOS(この場合はLion)とほとんどシームレスに動作します。
Parallels DesktopにはCoherenceモードというのがあって、Windowsの個々のアプリケーションをさもLionのアプリケーションのように独立したウインドウで動かす(そう見える)ことができるのですが、実はデータ共有も進んでいて、異なるOSだおいうのを意識するのを最小限にできます。
Windows側で「コンピューター」を開いてみると、見慣れないネットワークドライブがあります。
「Home on ‘psf’」という名前で、ドライブZ:が割り当てられています。実はこの共有ドライブは、Lion側のファイルシステムがそのまま見えるというものです。プロパティを開いてみると、冒頭の画面のようになります。「psf」というのは、「Parallels Shared Folder」の略なんですね。そこの「Home」すなわちLion側のユーザのホームであると、なるほど。
ここには、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなど、普段使うファイルがほとんどありますから、逆を言えばWindows側にデータファイルを置く必要はありません。データファイルはLion側においておき、必要に応じてWindowsアプリケーションから開けばよいのです。便利!
ちなみに上の画面にあるドライブE:は、Lionのドライブですがファイルシステムが認識できないので、ただいるだけになっています。だったら表示しなきゃいいと思うのですが、何となく危ないですし(フォーマットしますか?とか出てきますし)。
あとは、Dockにあるこんなアイコン。
表示されているマークからわかるように、Windowsアプリケーションをメニューから呼び出せます。
Windowsのスタートメニューも呼び出せるのですが、こっちの方がスマートです。ただしWindowsメニューにも便利なところがある(最近使ったアプリを覚えているなど)ので、使い分けるのがよいでしょう。
このほかにも、クリップボード経由でテキストや画像を交換できるとか、よくできています(データ形式は単純なものに限りますが…)。普段はMacで、必要なときにはWindowsも使う、それが当たり前になっていくのかもしれません。