20年来のWindowsユーザがMacBook Proを使い始める、25日目です。30日すなわち1ヶ月で、一区切り付けましょうかね。予定では、ATOK Sync for Macを導入することになっていましたが、急遽変更します。笑
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Parallels Desktopは相当に便利なのですが、ひとつ困った問題がありました。それは、せっかくインストールしたATOK 2011 for Windowsが自由に使えないということです。「Shuriken」や「一太郎」のように、ATOKの仲間で自動でATOKをコントロールしてくれるアプリならよいのですが、「秀丸エディタ」のようにジャストシステムと何の関係もないアプリでは、日本語入力のON/OFFは自分でやらなければなりません。
しかし困ったことに、Windowsキーボードならあるはずの「半角/全角」キーが、Mac(JISキーボード)にはありません。「かな」キーや「英数」キーには反応しません。当座の対策として、Lion側のアプリである「テキストエディット」でテキスト入力、クリップボード経由で「秀丸エディタ」に移したりしていましたが、これではあまりに不便ですし、正しい使い方ではありません。
そこで、キー割り当てをカスタマイズして、「かな」キーなどで日本語入力のON/OFFを行えるようにしてみました。
キー割り当てのカスタマイズは、ATOKのプロパティから行えます。しかし、このプロパティってどのように呼び出せばよいのでしょう。Ceherenceモードでは、普通ならある言語バーがありませんので、何らかの手段でATOKのツールパレットを表示させてやる必要があります。
Windowモードなら、言語バーを表示させたままにできるので、そうるのも手かも知れません(やってはいませんが)。さらに、ショートカットもあるはずですが、覚えていません。笑
これは意外と簡単で、ジャストシステム製のアプリを何か立ち上げて(ATOK Padとか)、「かな」キーを押してやるとツールパレットが入力位置に出てきます(スクリーンショットを撮ろうとすると消えてしまうので画面にはありません)。
そこで「ATOKメニュー」を表示させ、「プロパティ(環境設定)」を呼び出しましょう。
「ATOKプロパティ」のダイアログが表示されますので、「キー・ローマ字・色」タブに切り替えましょう。
右側にある「キーカスタマイズ」をクリックします。設定の一覧が表示されますから、「日本語入力ON/OFF」が出るまで辛抱強くスクロールします(項目は非常にたくさんあります。見逃さないように!)。
「文字未入力」のときにキー割り当てを変更したいので、そこを選んで「変更」をクリックします。「キーの変更」ダイアログで、「ひらがな」を選択します。
確認のメッセージが出る(すでに別の機能に割り当て済み)のですが、OKして下さい。これで変更されました。
組み込みのスタイルは変更できないので、新規のスタイルを作って保存する旨出てきます。お好みのスタイル名にして下さい。
作成したスタイルが適用されています。
これで、「かな」キーを押すと、日本語入力のON/OFFが切り替えられます。こりゃ便利だ。ほかにもカスタマイズした方がよさそうなキーがあるかも知れませんから、使い勝手を見ながら調整していきましょう。