11n対応無線LANルータ導入記の2日目です。こういう機器は、置いてつなぐまでは簡単なんです。インターネット側は、とにかくつなげばプロバイダ側がアドレスを払い出してくれます。問題は、無線環境だといってもよいでしょう。
第1回目の記事はこちらです。
【デジモノ】802.11n対応無線LANルータを導入する(1)
管理画面は、AirStationのデフォルトのIPアドレスである192.169.11.1にHTTPで接続すれば呼び出せます。初期状態ではパスワードもないので、すんなり入れます。ただしユーザ名は必須ですが、それはマニュアルで確認しましょう。
ついつい無線とかそっちに気を取られますが、まずは「管理設定」で、パスワードを設定しておきましょう。ひととおり設定が終わると安心してしまうので、ついついこの手のセキュリティ的な設定を忘れがちです。
インターネット側も、有線LAN側も、基本的にはデフォルトで問題ないので、無線周りをきちっとやっていきます。
とはいえ、最近はずいぶん簡略化されました。MACアドレスから決まるESS-IDに対してセキュリティレベルの設定と、認証キーを設定するだけで終わります。セキュリティレベルは、今ではほとんどAESでよいようです。iPhoneもPSPも、問題ないです。もちろん、MacBook Pro(Lion、Windows 7)も問題ないです。
これで使えてしまうのですよね。ですが、無線LANの恐いところは、他のたくさんの無線LAN機器を、すべて設定し直さねばならないことです。
先日導入した、イーサネットコンバーター(WLAE-AG300N)も設定のやり直しです。この機械、AOSSでしか設定できないので、ルータの近くに持って行って試すこと数回。何度目かで、やっとネゴシエーションがうまくいき、設定されました。2.5GHz帯を使うようです。
それにしても、どのLEDがどうなっていればどういう意味で、というのは複雑で、それで普通に使えるかというのは疑問です。
それで、PS3、テレビなどをつなぐと、きちっとインターネット接続ができました。もちろん、PS3は優先接続を指定します。
プリンタはEPSON製(PX-201)で無線対応なので、設定をやり直します。まずは有線で接続。そして、EPSONのサイトからNetConfigユーティリティをダウンロードし、インストールして無線周りの設定をやり直します。そして、有線のケーブルを外し、再起動して無線で接続。ちょっと面倒なのですが、インタフェースをいくつも持てないらしく、同時には接続できません。
大変、大変という割にはすんなり来てしまいましたが、これで休日の午後が潰れました。特にAOSSによるネゴシエーションで失敗されると、我々にはさっぱり事情がわからず、電源を再投入、AOSSによるネゴシエーション開始、という感じで時間ばかりが過ぎていきます。
いっそのこと、手動設定ができれば確実なのに!と強く思いました。