今回はiCloudネタになるのでしょうか?クロスプラットフォームになって、iPhoneの話なのか、Macの話なのか、括りにくいのがiCloudです。iOS 5とLion 10.7.2のリリースと同時にiCloudも利用可能になりましたが、果たしてどのように役立てられるのでしょうか?
最初に、システム環境設定のiCloudで、どのような項目が使えるのか見ておきました。
「メールとメモ」「連絡先」「カレンダー」「ブックマーク」「フォトストリーム」「書類とデータ」「どこでもMy Mac」「Macを探す」というのがありますね。
チェックを入れた項目だけ、アカウントを共有しているiPhone、iPadと同期されます。
Lion 10.7.2へのアップデート時に、「連絡先やカレンダーを同期する」の指定をしてしまいましたから、こうなっているわけです。私は、Macのメール機能は使っていないので、チェックを外しました。「どこでもMy Mac」というのはよくわからないので(笑)外してあります。
実際、知らないうちにiPhoneと同期しています。連絡先には、いつの間にかiPhone側のものが全部入っていました。カレンダーもしかりです。
ちなみにカレンダー(iCal)では、iCloudで同期すべき項目かどうか、選択できます。連絡先(アドレスブック)には、このような項目はないようですね、すべて同期されます。
フォトストリームを使うと、iPhoneで撮影した写真を、iPhotoで見ることができます。iPhoto上から、写真をFinder上にコピーできます。これはなかなか便利で、何よりケーブルでつながなくてもiPhoneの写真を持って来れますので、ちょっとした手間もかけたくないときに重宝します。
ただし、これにはiPhotoもアップデートが必要です(9.2以降に)。App Storeからアップデートして下さい。
「どこでもMy Mac」というのは、Leopardあたりからある機能のようですが、要はリモートログインのようです。ルータ越しに触れないと意味がないので有効にしていませんが、もしかしたらルータのポートフォワーディング機能などを使ってやればいいのかも知れません。そのうち試してみると思います。
気になるのは、iCloudストレージがほぼ使い尽くされていることですが、無料5GBを使ってしまうとは、いったい何が入っているのでしょうか…。これはそのうち明らかになるのですが、うっかり知らないまま放置しておくとえらいことになるところでした。これはまた次回…。