ジャストシステムの新しいサービス、「ATOK Passport」は快適です。昨日は、Mac(Lion)環境にインストールしてみましたが、今回はWindows環境にインストールしてみます。同時に使用しないという条件で、同一人物が使用する限り、10台までインストールすることができます。
Mac環境へのインストール記事:【Mac】「ATOK Passport」を導入する
Windows環境では、すでにATOK 2011 for Windowsを使用していますから、このバージョンをATOK Passportに置き換えることになります。「ATOK for Mac 定額版」を使用していたMacとは、ここが異なります。
すでに「ATOK for Windows 定額版」を使用している人は、Mac版での移行とほぼ同様になる(移行アシスタントが不要)ので、上記の昨日の記事をご覧ください。
新たに「ATOK Passport」を入れようという人には、今回の記事が半分くらい参考になるかも知れません。笑
まず、冒頭の画面のリンクから、Windows版のATOK Passportをダウンロードします。すでにATOK Passportに契約していますので、ここが該当しますね。試用版ということですが、シリアルナンバーとオンライン登録キーを入れればそのまま使用することができます。
ダウンロードしたファイル(自己解凍ファイル)を実行します。そして、解凍された場所(デスクトップやダウンロード)にできるAUTOPLAY.EXEを実行します。
ここで、「ATOK for Windows 無償試用版のセットアップ」をクリックします。
ですが、あらら、ATOK 2011 for Windowsがあるとまずいみたいですね。アップグレード、というようにはならないようです。しかたがないので書かれているとおりにアンインストールします。
アンインストールですが、書かれているようにコントロールパネルから行うと、ATOK Syncが動いているからダメ、とか言われます。スタートメニューの「ATOK」から、「アンインストール」を実行すると、うまくいきます。
アンインストール後、Windowsの再起動が必要です。
再度、AUTOPLAY.EXEを実行し、「ATOK for Windows 無償試用版のセットアップ」をクリックして実行しましょう。今度はうまく起動します。
ライセンス内容が、ATOK Passportのものになっているか確認しましょう。
使用するユーザーの名前、必要なら会社名も入力します。
インストール先を指定します。デフォルトでOKです。ちなみに64ビット環境では、このように32ビットアプリとしてインストールされます。
インストール処理を開始します。
ここで、Windowsがまた再起動となります。次回のログインで、このように、ATOKが既定の日本語入力システムになっていない旨表示されますから、設定しておきましょう。
ここで、何でもよいので日本語入力ができるソフト(ATOK Padあたりでもよい)を起動して、ATOKをオンにしましょう。「ATOKへようこそ」ダイアログが表示され、シリアルナンバー等の入力を促されます。
シリアルナンバーと、オンライン登録キーを入力しましょう。Mac環境と同じです。
確認します。「次へ」で有効化します。
これで使用可能です。
ちなみに、これまでのATOK 2011環境の設定や辞書は引き継がれますから心配いりません。
これで、Mac, Winの両環境でATOKが月額300円で使えるようになりました。来年からは、ATOK 2012(仮)にする必要もないということになります(多分、ATOK 2012は出てきて、同等品に置き換わると思いますが)。
ところで、私はAndroid端末を持っていないので、ATOK for Androidのインストールとは無縁で、これで終わりです。10台までインストールできるんだぞ、もったいないな!という気もしますが、欲張ってもしようがありません。せいぜい、自宅のデスクトップ機にインストールするくらいですね。
ライセンスは、あくまでも同時使用しないように、です。もちろん、同時に使うことは私の手と頭では無理なので、適わぬ相談なのですが、同時にの定義がちょっと曖昧な気もしますね。