先週、25年ぶりくらいに古い知人と再会した、と書き出して別の話になっていまいました。Aさんには本当に申し訳ない。
久しぶりに会ったとなれば、今のこととか、当時のこととか、そんな話になるのですが、意外と言うべきか、当然と言うべきか、あの名機PC-98シリーズの話が出てきました。
それもそのはずで、Aさんと私は、PC-98でメシを食った仲なのです。「一太郎」の本を作ったりしましたねぇ。
聞けば、それをまだお持ちというではないですか!しかも5インチ、しかもハイレゾ機。その名もPC-98RL。H98(ハイパー98)が出るまでの最高機種だったと記憶しています。
どんなマシンだったか思い出したくて、ググってみましたら、こんなサイトが見つかりました。
コレクターの方のようですねぇ。でも写真付きなのでありがたいです。私の所有した歴代機種もすべて思い出せました。
思い起こしてみれば、PC-98というシリーズは、単一アーキテクチャのマシンとしては随分と長い間君臨したのだなあ、ということに気づきます。少なくとも私はペンティアム搭載のPC-98で通信ソフトを開発していた記憶がありますから、そうなると初代PC-98から15年くらいでしょうか。
さすがにそのころには98アーキテクチャの限界も見えてきて、NECも98MATEというPC互換機をやり始めたのでした。
長いといえば、PC互換機の方は25年以上になっているのですが。
そのうち、このPC-98をレンタルしていただき、今度は5インチフロッピーディスクのサルベージに挑戦させていただきます。
おっとっと、いけません。またもAさんのことから外れてしまいました。このお詫びはそのうち必ず…。