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【Mac】USBもネットワークも使えない状態でDriveSpace圧縮MOをサルベージする(2)

ついに、このシリーズの最期が来たのでしょうか。昨日の(1)の続きです。

【Mac】USBもネットワークも使えない状態でDriveSpace圧縮MOをサルベージする(1)

果たしてWindows 98でDriveSpace3圧縮されたファイルを無事サルベージできるんでしょうか?

さて本題です。

Windows 98をインストールして、準備は整いました。Windows MEのときと同じ要領で、圧縮ドライブファイルの入ったハードディスクを接続して起動します。Windowsが起動したら、スタートメニューから「アクセサリ」、「システムツール」とたどり、「ドライブスペース3」を起動します。

今度は、ハードディスクが2台、「物理ドライブ」として表示されていますね。Dドライブが圧縮ドライブファイルの入ったハードディスクですから、これを選んで、「詳細」メニューから「マウント」を実行します。

圧縮ドライブファイルが表示されますから、そのままマウントを実行します。ここで、ホストドライブFが新たにできていることを確認しましょう。

余裕があれば、マウントされたドライブの中身を見てみましょう。期待するものがあるでしょうか?

このまま、ファイル一式をネットワーク越しにでもコピーすれば目的は達成しますが、なにしろネットワークが使えないので、それは叶いません。Cドライブにコピーしてもよいのですが、また別のハードディスクをWindows 7に接続したりと面倒ですので、圧縮を解除して展開してしまいましょう。

幸い、空きはたっぷりあります。ドライブスペース3で、「ドライブ」メニューから「展開」を選択します。展開のシミュレーションが出ますので、確認して展開を実行しましょう。

結構時間がかかるイメージですが、すぐに終わります。

「展開する」で始まります。圧縮ドライブファイルはコピーしたものなので、バックアップもいりません。

圧縮ドライバを外す、外さないはご自由に。続けて作業するなら、残しておいてもよいでしょう。

これも高速なコンピュータだからできることで、当時でしたらとてつもない時間がかかっていたと思われます。展開が終われば、ホストドライブは消えてなくなり、代わりにもとのドライブに展開されたファイル一式が入っています。

READTHIS.TXTだけが残り、圧縮ドライブファイル自体は消えているはずです。あとは、Windows 98を終了させ、Windows 7で接続してファイルを取り出せばオーケーです。

ようやく目的は達成しましたが、実はまだ試してみたいことがあります。それは(モゴモゴ)日を改めてということにいたしましょう。

【Mac】USBもネットワークも使えない状態でDriveSpace圧縮MOをサルベージする(3)

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