ちょっとした作図用には、ドロー系のソフトが欲しくなります。ドロー系といえばAdobe Illustratorが定番なのですが、高くてとても手が出ません。そこで花子などを使ってみましたが、どうも馴染みません。そこで知ったのが、Inkscapeです。
Inkscapeは、オープンソースモデルで開発されている、無料で使用できるドローソフトです。Linuxをベースに開発され、Mac OS XやWindowsにポートされています。私は、Mac版を入れてみることにしました。まずは、Inkscapeの公式サイトに飛びます。
右上にある「Download Now!」をクリックすれば、プラットフォームに合ったバイナリをダウンロードできます。Mac OS X対応の最新版は10.6 Snow Leopard対応となっていますが、Lionでもとりあえず問題なく動くようです。
インストールは、パッケージをアプリケーションフォルダへコピーするという簡単なものです。Inkscapeのアイコンは、山とインクなのですけど、遠目にはキノコのようにも見えてラブリーです(かなりなめこに毒されている?)。
最初の起動では、こんなふうに注意が出ます。Mac OS X版はXサーバのアプリケーションとして動くようですね(多分Linux版も)。また、フォントのキャッシュを作るから時間がかかるよ、ということも言っています。
最初の起動は小さなウインドウで開きます。
ちょっと遊んでみました。グルグル渦巻きとか、立体物とか、手軽に描けますが、ちょっと動作がもさっとしているのが気になります。
しばらく気が付きませんでしたが、メニューなどが全部英語です。日本語にも対応しているようなのですが、それにはInkscapeの起動スクリプトを書き換えるなどの作業が必要なようです。
どこをどう書き換えればいいか、自信がないので、そのチャレンジは後ほど。Windows版も試してみようかと思います。