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【つぶやき】Flickrに求めるものは写真データベース

こんな記事を見つけました。Flickrのヘビーユーザとしては気になる内容です。

ヤフーがどのようにFlickrをダメにしたのか? スタートアップが大企業に買収されるということ : ギズモード・ジャパン

この記事の主旨は、早々にソーシャルメディアとしての機能を持っていたFlickrであったが、Yahoo!の買収によってサービスの進化は進まなくなり、今となっては他のSNSサービスに完全に出遅れてしまった、Yahoo!のダメダメさを語っている、というものです。

私は、加入当初からFlickrの写真データベースとしての機能には期待していましたが、コミュニケーションツールとしてのFlickrにはほとんど期待していませんでしたので、この記事の内容は意表を突かれた思いです。

確かに、FacebookのLike!に相当するFavorite、Twitterのfollowに相当するContactなど、SNSに必要な機能は早期に実装されていました。Groupによるコミュニティサービスまであったのです。

データベースとしての機能には期待するがコミュニケーションには期待しない、と書きましたがもちろん好きな写真にはFavoriteしますし、それが重なればContactしてその人の最新アップロードをフォローするようにしています。

ですがそのような用途は、FacebookでもInstagramでもPinterestでも可能なものです。インタフェース的にSNSとしての洗練度が高くないFlickrでは、明らかに出遅れている感じです。

しかし写真データベースとしては、Flickrは頭ひとつもふたつも相変わらず抜け出ていると思うのです。セットやコレクションを作ったり、タグで写真を分類したり、もっとも評価しているのはEXIF情報がそっくり残っている、ということです。

また、アップロードしたオリジナルがそのままキープされて、しかも各種サイズのサムネールが作られるなど、外部からの利用がしやすくなっています。さらに、APIも充実していて、アプリケーションからの利用へのポテンシャルは高いものです。

有料プランでは、ストレージの利用に関して無制限な点も見逃せません。何十ギガだろうが何百ギガだろうが使い放題です。

ということで、私はFlickrを使い続けるでしょう。インタフェースが日本語でなくたってかまいません。いっそのことYahoo!にはFlickrを手放してもらい、もとの独立運営に戻ったらどうでしょうか?そうすれば、もしかしたら日本語のサポートも行われるかも知れませんね。

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