雨がしとしと降る勤労感謝の日、いかがお過ごしでしょうか?
Windows 7を長く使ってきましたが、これをアップグレードするなら、クリーンな状態でアップグレードしようと思いました。長く使っていれば、いろいろなゴミがたまってくるものです。
そこで、Windows 7をクリーンインストールして、そこにWindows 8をインストールしようとしたのですが、インストール自体はうまくいきますが、初期設定中のライセンス認証に失敗します。
プロダクトキーがすでに使われているから、新しいものを使えというわけですね。しかしそういうわけにもいかないので対策を考えます。おそらく、以前に試験的にアップグレードしたときのライセンス認証が有効なままなのでしょう。
仕方ないので、マイクロソフト社のサポート窓口に電話することにしました。実は、以前(5年以上前)にも夜中に電話したことがあり、夜中でも人が対応したので感動した覚えがあります。
とりあえず、この画面にある番号に、電話してみました。
何でしょう、この画面は?数字がいっぱい並んでいますが…。やな予感です。で、電話してみました。今は、機械応答なんですね(当たり前か)。ライセンス認証専用窓口ということで、対象の製品や言語を要求されます。で、ステップ2にある番号をすべてプッシュしろと言うんです。ひ~です。
この番号は、アルファベット混じりのプロダクトキーを、数値だけで表現したものなのでしょうね。
でも、言われるままにプッシュしましたさ。そして結末は、このプロダクトキーでは、ライセンス認証できませんという無慈悲なお言葉。で、このままサポート窓口につなぎますか?と聞かれましたので、つないでもらいました。
今度は人が応答しました。ライセンス認証がうまくいかないこと、ダウンロード版であること、以前にインストールしてそれを廃棄したことがあることを告げました。そして、ステップ2にある最初の番号を要求されました。
伝えますと、認識ましたので、今から言う数字をすべて入力しろとのこと。ライセンス認証の履歴を持っていて、最初の数字だけで相手が特定できるのでしょうね。
入力しましたさ。6桁の数字を8個も。我ながらすごい追従力だと思いました(ウソ)。で、入力し終わって、「ライセンス認証」ボタンを押しましたら、はい、終わりですって!
終わってみれば何てことないですが、何て面倒なんでしょう。某国の国策偽造ソフト事業への対策が、純真な市民の真っ当な使い方の範囲に障害を与えるなんて。確かに、私はMacで仮想環境を使っているので、作っては壊しということをやりますが、いくつも複製して使うことはしていませんし。
で、ライセンス認証も済んだので、今はWindows 8の環境整備に余念がないですが、独特なユーザインタフェースのせいでけっこう悩んだり時間がかかりますね。