Wordを使っている人は多いと思います。ですがこのWord、インストールしたままの状態で使い始めると、とんだお節介に悩まされます。Wordをインストールしたら、まず最初にやっておきたいことを紹介します。
私がWordを使っていて困るのは、またはWordで作った文書を受け取って困るのは、Wordの持つお節介機能です(私はそう呼んでいる)。例えば、英単語の大文字小文字を自動的に変換したり、括弧類の対応を調整したり、箇条書きを勝手に作ったり。
私からすれば、「余計なことすな!」という類の機能ばかりです。
シンプルなワードプロセッサを求める私には、この手の機能は百害あって一利なしというものですので、WordというかOfficeをインストールしたら、必ずこれらの機能をオフにしています。
そうです、操作する人が意図しないことを勝手にすることは許さん!というワケです。
ということで、やってみましょう。Word 2010での操作です。
[ファイル]-[オプション]を選んで「Wordのオプション」を表示します。
左側のタブから[文書校正]を選びます。
[オートコレクトのオプション]を押して「オートコレクト」を表示します。
[オートコレクト]タブ内で、すべてのチェックボックスを外してしまいます。
同じく[入力オートフォーマット]タブ内で、すべてのチェックボックスを外してしまいます。
さらに、[オートフォーマット]タブ内で、下の2つを除いたすべてのチェックボックスを外してしまいます。
ここまでやれば、日常の使用で「余計なことされた!」と思うことはほとんどなくなるでしょう。
" "が“ ”になっていたり、英単語の最初の文字が勝手に大文字になったり、中黒を入れて箇条書きを作ろうとしたら勝手にスタイルが当たったりと、そういうことにイライラしている場合には、ぜひこの設定を実施してみてください。
すごくスッキリします。