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Wordの検索・置換窓は開いたまま使おう。

Wordで文書整理するときなどは、検索置換の機能をよく使いますね。単語を見つけて、別の言葉に置換するとかいう作業を連続する場合には、[次を検索][置換]を使ってやると、確認しながらできて便利です。

目的の語を検索して、見つかったら何かして、また検索という場合にはどうしますか?こういう場合には、検索窓を開いたままで作業して、また検索を繰り返すということをやると便利です。

検索窓を開いたままにするには、[キャンセル]や[閉じる]などを押さずに、背後のメインウインドウをクリックして作業すればOKです。キーボードなら[Alt]+[Tab]でアプリを切り替えるようにすればOKです。

このキーボードだけで操作する感覚はなかなかよいものです。つまり、

  1. [Alt]+[F]で検索窓を開く。
  2. 検索語を入力する。
  3. [次を検索]を[Alt]+[F]で実行する。
  4. [Alt]+[Tab]でウインドウを切り替える。
  5. 必要な処理をする。
  6. [Alt]+[Tab]でウインドウを切り替える。
  7. 3へ戻る。

の繰り返しになります。[Alt]+[F]か[Alt]+[Tab]かの違いに見えますが、実際にやってみると流れがスムースなのに気付きます。

これは、検索・置換窓がモードレスなダイアログボックスだからできるのです。普通のモーダルなダイアログボックスなら、メインウインドウに戻すにはいちいち[OK]したり[キャンセル]閉じる]をしなければなりません。

実は、検索・置換窓は、開いたままで文書を切り替えられるのも便利です。開きっぱなしで、次々と文書を切り替えて、作業済み文書を閉じて新規文書を開いてと、小気味よく作業できます。

ポイントは、やはりキーボードを活用することです。マウス操作では、どうしてもリズムが乱れます。文書の切り替えも、[Alt]+[W]でもう一回[W]で簡単にできます。[Alt]+[Tab]でもOKです。

検索・置換窓の話がキーボード操作の話に飛んでしまいましたが、モードレスの仕組みも、マウスだと今ひとつ便利さが実感できないと思います。ここはひとつ、キーボードのみでWordやExcelを操る体験をして欲しいですね。

作業効率のアップに、絶対にビックリするはずです。

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