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Excelでテキストをセルちょうどに収めるには?

Excelはビジネスで多用するソフトですが、セルに普通にテキストが入っているのに、印刷してみたら折り返して2行になったりして欠けちゃった、ということがありますね。

Excelというのもクセのあるソフトで、その最たるものが、印刷してみないと仕上がりがわからないという点です。これはずいぶん前からそうなので、おそらくMSも認識していることでしょうが、互換性のためにあえて維持しているとしか思えませんね。

こういうときどうしたらよいか、意外と知らない人が多いので、記事にしてみました。

普通にやると、

プレビューや印刷した結果を見て、収まっていない場合にサイズを縮小。

ということになるのでしょうか。

これではさすがに効率が悪いので、自動でやってもらいましょう。

きっちり収めたいセルを選んで、[Ctrl]+[1]を押します。マウスの右クリック+[セルの書式設定]でもいいんですが、キーボード操作の方が絶対効率的ですから、覚えておきましょう。

すると、[セルの書式設定]が開きます(冒頭の画面)。タブが6個ありますから、[配置]を選びます。[文字の制御]に[縮小して全体を表示する]がありますから、それをチェックして[OK]します。

これで、そのセルはテキストがきっちり収まるように自動でサイズを調整してくれることになりました。

項目の表記からもわかるように、縮小のみです。拡大してくれることはありませんので、安心(?)して下さい。

また、折り返しとの同時指定は無理です。なぜかはすぐにわかりますね。

この指定は、セルの高さを変えたくない!という場合に使えます。セルの高さを変えてもいい場合には、折り返しを有効にして、高さをどんどん変えてしまいましょう。

ただし!たまに、この設定を使いまくったワークシートを見るのですが、考えナシに使うと読めないセルが続出します。これ以上縮めちゃダメ!という限度はないようです。ほっとくと2ポイントとかとても判別できない文字になってしまいますので、濫用には注意しましょう。

やはり、仕上がりは自身でチェックすることが重要ですね。

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