アンカータグとは、ホームページとかやっている人ならお馴染みの、リンクを作るタグ、すなわちAタグのことです。こんな感じで書きますね。
<a href="link.html">続きはWebで!</a>
って、すでにWebじゃん、という突っ込みはナシ。
こんなアンカータグなのですが、ページ内の移動にも使えます。これが失敗の元。
ページ内に移動するには、移動先で、こんなふうにアンカータグを書いておきます。
<a name="here"></a>
そして、リンク自体はこう書きます。
<a href="#here">ジャンプ!</a>
#を付けるのがミソですね。これは、別のページのどこかという場合にも当然使えて、その場合にはリンク先のページのURLの最後を#~とします。
こう書けばまったく問題なく機能するのですが、私はサボって、移動先をこんなふうに書きました。
<a name="here" />
何が違うのかわかりますか?そうですね、閉じタグがありません。どうせ中身がないのだからと、だったら閉じタグなしでいけるんじゃね?と勝手に思い込んでこう書きましたら…。
以降全部がリンクになっとる!
そうですね、閉じタグが必要なタグに、閉じタグを入れなかったので、文書の終わりか、次にAタグが出るまで、すべてリンクになってしまったのです。
Aタグは、単独じゃ使えないんです。強引に<A ……… />としてもダメなんですね。
実はこれは、私のコンテンツサイト「新館」を何気なく触っていて気付いたのですよ、マウスカーソルを乗っけたら、あ~ら不思議、全部が真っ赤になってしまいましたとさ(リンクにマウスカーソルを乗せると赤くなるようにスタイルを設定してあります)。
素直に、最初の書き方に戻しましたら、何事もなく動くようになりました。
HTMLを甘く見たらあかんで!という教訓話でした。