大学生になった子どもが電子辞書が必要だというので、選んできました。カシオのXD-N6500です。
こういうのはスペックも大事ですが、実際の見た目や使い勝手も重要です。そこで、普段は行かない家電量販店で物色、気に入った商品があったらその場で通販で注文、というえげつないオヤジを実践してきたわけです(最終的にはそのお店で買いましたけど)。
色は赤です。家電量販店で購入したのは、通販では赤の在庫がない!ということもあったのです。赤は人気のようです。写真の赤はずいぶん派手ですが、実際はもう少しくすんでいて落ち着いています。
電子辞書といえばもうカシオかシャープしかないんですけど、もうほとんどカシオなんですね。シャープは、シニア向けという特殊な路線に生き残りを賭けたようです。らくらくフォンのような大きな文字にどうもなじめそうにないので、カシオに絞り込み!と相成った次第です。
で、選んだのがこれ(XD-N6500)です。「生活・教養モデル」というもの。英語以外の外国語を専門にやるわけでもないので、それらは対象外(外国語モデルは全般的に効果です)。高校生用も対象外。とすると、機種は限られてきます。カシオのサイトで言えば「ビジネス・生活」ラインナップの、「生活・教養」というところがあたるようです。
XD-N6500 – 生活・ビジネス – 電子辞書 – CASIO
これは、100コンテンツが売り物。しかも2000の文芸作品に2000のクラシック音楽のフレーズが収録されているとか。昨今のフラッシュメモリの大容量化で可能になったのでしょうが、ちょっと前のしょぼい電子辞書のイメージしかない私にはビックリです。
サイドにはヘッドフォン端子、オーディオ出力の切り替えスイッチ、そしてUSB端子(ミニ)。が。USB端子からわかるように、PCに接続できます。PCから追加コンテンツを転送できるようになっているというのです。SDメモリカードスロットも2本あり、そこにもコンテンツを置けるそうです。
当然、スタイラスペン付き。手前のサブ液晶とメイン液晶で操作できます。
キーも大きめで、わりと操作しやすいです。キーもついついスタイラスペンで突いてしまいますね。
ヒンジの部分に電池を入れます。電池は、単三形電池2本(付属)で駆動。3Vで動くのですから、いやはや時代は進んだものです。ただ残念ながら5インチ液晶のクォリティは、そこそこです。とはいえ今のLED液晶やEL液晶に見慣れているからで、水準的には十分と言えますが。
「里山の昆虫ハンドブック」など私好みのコンテンツもたっぷりです。というか、これは私のではないんですけど。
こういうのが2万円ちょいで買えるのですか、つくづくよい時代になったと思いますね。