MacBook Pro(2011 Early)のSSD+HDD化を長きにわたって進めて参りました。今日は、まとめたいと思いますが、結論は「すごく快適」と申しておきましょう。
速いのは当たり前です。OS Xの起動も素早い。これなら、再起動も苦になりません。また、SSDに置いたParallels DesktopのWindows 8.1仮想マシンの起動も素早い。あっという間にサインインが完了します。
とにかく、動きがキビキビとしているのは、ストレスの多い社会において極めて有効なサプリメントと言えましょう。
速いというのは簡単なのですが、速いことによってどんなメリットが?まずは、レインボーカーソルの出番が極めて減って、出ても一瞬で消えるなど、ハングアップしたような状態がないのはうれしいです。
以前は、ATOKで文字変換しようとするだけで虹色のくるくるが出ていましたからね。仕方ないので、Windows側でテキスト編集などしていましたが、この記事もOS XのFirefoxで書いています。全然ストレスがないのです。
そうすると、OS Xでできることがどんどん増えるのです。Macを使い始めても、メインは仮想マシンのWindows、なんてんじゃ悲しすぎます。
とにかく、OS X本来のパフォーマンスが出るようになったのは好ましいと言えましょう。
あとは、Parallels Desktopで仮想マシンのスナップショットをとる処理がすぐに終わるとか(以前は数10分〜数時間かかってた)、ディスクが高速になったことで当たり前になることが改めて実感できたりと、うれしいことばかりです。
HDDがデータ専門になったので、アクセスがないときちんと止まるのもいいですね。ヘッドがシッピング領域に移動する「チャ」という音とともに停止するのは気持ちいいものです。静かになりますから。
いろいろ書きましたが、注意することもあるんですよ。まず、SSD+HDD構成になって「デスクトップ」と「書類」が別のドライブになったので、デスクトップ上のファイルを書類に移そうとドラッグすると、コピーになります。別ドライブだからですね。
Commandキーを押しながらドラッグすれば問題ないのですが、気が付くと移動したつもりで元のファイルが丸残り、なんてことになっています。
長くなりましたが、アタッチメント込みで4万円ほどの出費でこれほどの快適さが得られるわけです。これからMacBookを買うなら、迷わずSSDモデルですね。もうHDDの選択肢はありません。今なら、1TBモデルも選べますし(バカみたいに高いですが)。
ちょっと古いMacBook Proなら、改造の効果おおありです。こういうのに抵抗のない人は、試してみたらいいですね。もちろん、メーカーの保証は受けられなくなりますので、この点のみご注意を。