Apple IIと言えば、知る人ぞ知る8ビットコンピュータの名機。名前からしてApple社(Apple Computer社)であり、あのスティーブ・ジョブスとスティーブ・ウォズニアックによる作です。ところで、このPCのDOS部分のソースコードが公開されているそうですね。
この写真は、コンピュータ歴史博物館のものにリンクを張らせていただきました。
公開場所は、コンピュータ歴史博物館のサイト。
Computer History Museum | @CHM : Apple II DOS source code
今では考えられないですが、Apple IIには最初、カセットテープにプログラムやデータを記録する機能しかありませんでした。ウォズニアックが開発したフロッピーディスクコントローラですが、当時のApple Computer社は人員不足でコントローラ用のコードを書ける人がいなかったとかで、たまたま同じビルにあった別のソフトハウスのプログラマが書いたとか。
でも開発環境が貧弱で、パンチカードにアセンブラのソースを書き、別のコンピュータでアセンブルし、結果をパンチした紙テープをApple IIに読み込ませデバッグしたとかで、今では考えられない開発のダイナミズムが非常に面白いです。
ソースコードはラインプリンタ出力をスキャンしたPDFですが、MPU 6502のソースコードを久しぶりに読みました。正直、あっという間に読み終わるのですが、こういうの、久しぶりだとけっこう楽しいですね。
当時の雰囲気に浸るために、アセンブラに覚えのある人は解読に挑戦してみてはどうでしょうか?