ATOK 2014の強化ポイント、第2弾にいってみましょう。「うっかりミスも自動修正」、ATOKはいつの頃からかこういったお節介、いや親切機能が幅を利かせるようになってきましたが(けっこう役立っているからなぁ、ちくしょう)、今回もご多分に漏れずこれでもかという感じでやってくれていますぞ。
「ふいんき」→「雰囲気」のような変換はかつてからありましたが、今回はなんとかな漢字変換を有効にしないで入力してしまったものも、あとで変換できるというものです。
本当ですか!?
エキスとエディタ「秀丸」で、こんなふうに入力してみましたぞ。とりあえずわざとです。手元ばっかり見ていると、こんなふうになりがち。ブラインドタッチをマスターしよう。
変換は、[Ctrl]+[Backspace]です。えい!
あらら、最後の方しか変換できませんね。注意書きにもありましたが、アプリケーションによってはあらかじめ範囲指定が必要だそうです。
気を取り直して範囲指定をしてから、[Ctrl]+[Backspace]!
おおお、「うっかり」がカタカナなのは愛嬌ですが、普通に変換できますがな。ビックリ。おもむろに確定。
うむうむ、よ〜し。
Wordではどうなんでしょうか?と試してみましたら、Wordでは範囲指定なしで一発変換できました。うっかりミス防止でも、この機能はかなりのお気に入りになりそうです。いちいち入れ直す必要がない=無駄がない=時間短縮、ですからね。
他には、「かうてい」→「家庭」という変換も可能にする類推(邪推?)変換、「サンデーサン」→「ジョリーパスタ」という変換(知らなかった)も可能にする名称変更アシストも便利です。敬語の誤りや慣用句のいいまつがいなど、定番的な機能も顕在です。
Windows標準のアレに辟易したら、ぜひ使ってみて欲しいですね。