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今さらIDE方式の2.5インチHDDケースを購入する。が…。

自宅のMyデスクを整理しておりましたら、バルクHDDがたくさん出てきまして…。容量も1TBなんてのも750GBなんてのも250GBなんてのもありまして、これは使わにゃ損というワケなんですが、40GBなんてのも出てきたわけです。

今になっては40GBなんて中途半端で使えないよ、ということになりそうですが、ちょっとしたデータのバックアップとかには十分使えるんですね。で、さっそく活用しようとしましたら、こいつはIDE(ATA100)なんです。今はSATAが主流なので、IDE用のケースは手持ちがありませんでした。

今でも売っているんですかね?

もう売っていないんじゃないかなぁ、と諦め気味に調べてみましたが、ところがどっこい、売っているんですね。HDDの接続キットなどで有名な、Groovy(株式会社タイムリー)で扱っていました。黒とシルバーがあり、値段はこの記事を書いている時点で約700円です。

私は黒を注文しました。お前は何でも黒だなぁといわれそうですが、MacBookと頭の毛はシルバーなんですよ。

700円なのに中身はけっこうしっかりしていて、HDDケースの他にソフトケース、USBケーブル(補助電源供給用コネクタ付き)、添付ソフトウェアmini-CD(フォーマッタなどが入っている)、ネジ3本(1本は予備)+ドライバ(小さい!)、ユーザーズマニュアル、添付ソフトマニュアル、などいろいろ付いてきます。

セットは簡単で、HDDにコネクタを接続し、ケースにHDDを収めてネジを2箇所止めるだけ。ネジは小さくてドライバも小さいので慎重に。

付属のUSBケーブルでつなげば認識されるはずです。

が!うまくいかないのが私のサガ。HDDのモーターが回りそうで回りません。そうだった、この時代によくあるHDDに必要な電力をうまく供給できないケースです。

そのために、付属のUSBケーブルには補助電源コネクタが付いているのですが、それでもダメ。冒頭のHDDの写真をよく見て下さい。CF-Y2DW1AXRとかいうシールが貼られていませんか?

レッツノートユーザならピンときますでしょうが、これはレッツノートCF-Y2Dに元から入っていたディスクです。本体はもうないのに、HDDだけは残っていたんです。なぜなんだろう?

このMK4025GASLという東芝製HDDはレッツノート用のカスタムモデルのようで、ロジック3.3V/5V、モーター5Vという仕様で、レッツノートでは3.3V/5Vで動作しますが、普通につなげば5V単独で動作します。下のリンクでデータを確認すると、Start時の所要電力は4.7Wとありますから、5V駆動では0.94Aの電流を供給できなければなりませんが…。

http://fpanapc.fan.coocan.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=71&forum=2

今回のHDDケースのユーザーズマニュアルを見ると、理論値は0.9Aとあり、少し足りない!これくらいは大目に見ろよと思うのですが、少し足りないんでしょうねぇ(頭が)。

ということで、ケースに装着!すっきり使い始め!というわけにはいきませんでしたので、また別の方法を考えなければなりません。でもケースを買うときに、供給電力まではチェックしませんでしたね。

補助電力あわせて1Aあれば安心ですが、USB 2.0の供給電力が0.5Aなので、2本でも理論値1Aです。ケースにあるロジックボードで使う電力がありますから、やっぱり1Aは無理ですよね。

ちょっと奮闘してみたいと思います。望み薄ですけど。

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