5月に入って、Windows 8.1のマイナーアップデートWindows 8.1 Update(そのままだ!)がリリースされた。このアップデートは、デスクトップ(マウス、キーボード)を中心に使う人ならぜひ当てておいた方がいいと思う。というか、Windows Updateを有効にしていれば、いつの間にか勝手に当たっている。
今日は、Windows 8.1 Updateのいいところなど書いてみようと思った。
Windows 8.1 Updateが適用されているかどうかは、下記MicrosoftのWebサイトによると、冒頭の画面のような感じにスタート画面の右上に検索アイコンが出ていれば最新ということである。ということは、ブログ主のWindows 8.1はUpdate適用済みだ。
最新の Windows 8.1 Update をインストールする – Windows ヘルプ
まずは、冒頭画面のようにスタート画面で電源のコントロールができるようになったこと。これまでは、いったんサインアウトしないとならなかった。ただ、Windows 8.1からはスタートボタンの右クリックでシャットダウンなどを選べるようになったので、さほどのありがたみはないかも知れない。しかし、タッチ操作だけでいくなら、断然スタート画面の電源ボタンだ。
タスクバーに実行中のストアアプリのアイコンが出て、ピン留めできるようになった。アイコンがあるので、いつでもストアアプリに切り替えられるし、ピン留めしておけばデスクトップ画面から簡単に起動できる。これで少しはストアアプリの使用頻度が上がるかなぁ?(上記画面のは日経電子版アプリ)
ストアアプリのマウスによるコントロールがやりやすくなった。マウスポインタを画面右上に移動すると、デスクトップアプリのように最小化ボタンや閉じるボタンが出る。これまで、ストアアプリは明示的に閉じられないと思い込んでいたので、実は閉じられるのだとわかったビックリだ。
他には、マウスポインタを画面下に移すとタスクバーが出たり、スタート画面のアプリタイル上で右クリックするとメニューが出るなど、こうして見るとずいぶんとマウスなどのレガシーデバイスでの操作に配慮したものであることがわかる。
これらは、マウスやキーボードの従来型の操作を好むブログ主のような人間にはありがたいが、Windows 8の目指した方向からは逆行しているようにも見える。そもそもストアアプリの操作性がマウスやキーボードに馴染まないので、部分的に対応しても却って使いづらいのではないかと思うのだ。
ということで、デスクトップの正常進化版と、タブレットなどに特化した版の2種類を、今後のバージョンアップでは望みたいと思うのだ。