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RHEL7がリリース、CentOS 7のプレリリース版を入れてみた。

待ちに待ったRHEL7Red Hat Enterprise Linux 7)が11日にリリースされた。これに伴い、CentOS 7のプレリリース版も15日にリリースされたので、さっそくMacBook Proに入れてみることにした。単純なインストール記。

ちなみにRHELはRed Hat社による有償Linuxディストリビューション、CentOSはCentOS ProjectによるRHEL互換の無償Linuxディストリビューションである。

プレリリース版は、CentOS Projectのトップページ(冒頭のスクリーンショット)にある“CentOS 7 (pre-release) tree available for testing”から入って手に入れる。Seven.CentOS.orgというCentOS 7専用サイトに移る。

書いてあることを読みゃあいいんだけど、かいつまんで書くとこんな感じ。

すなおに従ってboot.isoをまずダウンロード。50分くらいかかった。ブログ主の場合はMacBook Pro上のParallels Desktopに仮想マシンとしてインストールするので、このISOイメージファイルをマウントすればOK。もちろん、スタンドアロンでインストールする場合には、CD-Rなどに焼けばOK。

ちなみにインストールは、ネットワークインストールのみとなる。

boot.imgをマウントしてインストール開始。仮想マシンには、1CPU、2GBメモリ、64GBのHDDを割り当てた。GUIを使うなら、2GBのメモリは必要だ。

インストーラのブート画面。“I”をタイプしてインストールを開始する。

GUIインストーラ。これまでの“6”とは雰囲気が違う。左側のリストから「日本語」を選んで先に進む。

画面が変化。これまた雰囲気が違う。ステップ・バイ・ステップで進んでいるのには変わらないが、赤い感嘆符アイコンの付いた項目をクリアしていくというスタイルだ。もちろん、付いていない箇所も、必要ならカスタマイズできる。

問題は赤で囲んだ部分で、インストールソースの指定だ。

赤枠で囲んだ部分に、インストールソースのURLを入れる。ここに入れるURLは、boot.isoを入手した場所と同じだ。URLを間違えないように入力してやる。設定完了後は、左上の青いボタンなので間違えないように。

元の画面に戻ったら、ソフトウェアの選択とディスクパーティションの構成も行っておく。ソフトウェアの選択では、「GUIサーバー」というのを選んでみた。「最小構成」でもよいが、そろそろGUIの予感。ディスクパーティションは自動(おまかせ)でよい。

インストールが始まる。この間を利用して、rootパスワードを設定したり、一般ユーザの作成を行える。インストール自体は何回か試したが、ここでダウンロードエラーになることがあった。

インストールが終わると再起動して、初期設定になる。ライセンスの確認と、一般ユーザの作成だ。いつもならここで一般ユーザの作成をしておくが、今回はテストインストールなのでナシ。でも、このあとのステップでまた一般ユーザの作成ステップが出てくる。

ここでも、ライセンスの確認をしようにもまったく反応しなかったり、少々不安定な部分が残っているようだ(再起動すればやり直せる)。

作成したユーザでログイン。最初だけ、「初めて使う方へ」というヘルプが出る。メニューバー左上の「ヘルプ」の脇にでかい浮き輪マークが出るので何かと思ったら、「ヘルプ」のアイコンのようだ。このように、アプリを起動するとでかいアイコンが出る。

とりあえずインストールは何となくできた。実際は、ここから機能検証を行っていかなければならないが、それは仕事になってしまうので割愛。ようやくリリースされるCentOS 7を心待ちにしながら、じっくり取り組みたい。

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