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CentOSでNTFSを使う方法。

職場の業務で、数十ギガバイト級の大容量のファイルをサーバに設置する必要が起きた。最初はネットワーク越しにやっていたが、数Mbpsとちんたらちんたら。これではらちがあかんと思い、HDDを直接サーバにつなぎ、ローカルでコピーしようと考えた。

サーバのOSはCentOS、HDDのファイルシステムはNTFS。これがまったくマウントできずに、困った、困った。

どうやら、CentOSでは標準でNTFSがサポートされないらしい。そこで、明示的にモジュールをインストールしてやる必要があるようだ。

インストールはyumコマンドで行うのが今では普通だが、そのためには、epelリポジトリを有効にしてやるそうだ。epelとは、Experimental Packages Enterprise Linuxの略か?

rpm -ihv ftp://ftp.kddilabs.jp//032/Linux/packages/fedora.epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

リポジトリもパッケージでインストールできるんだ、これは楽だ。

そしておもむろにyumコマンドでパッケージntfs-3gをインストール。3gは、3rd Generationの意味かな。第三世代NTFSって、名前はかっこいいな。

yum install ntfs-3g

これで、epelリポジトリからntfs-3gパッケージがダウンロードされ、インストールされる。

あとは、mountコマンドでマウントしてやればOK。

mount -r -t ntfs /dev/sdc1 /mnt

USB接続したHDDは、lsusbコマンドで接続を確認した後、dmesgコマンドでデバイス名を調べて、上記のようにデバイス名を指定してマウントしよう。-rを指定したのは、読み込み専用にしてまさかの消去とかを防ぐため。

たまに触ると、ひょんなことで詰まることが多いが、新しい発見もあって楽しいOSだ。ちなみに5, 6, 7で同じ感じなので、同様にリポジトリパッケージを探してインストールすればよいようだ。

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