先日、Time CapsuleやNASの整理のために、外付けHDDを購入したのだった。
最近の外付けHDDは、基本的にUSB 3.0対応。USB 2.0の480Mbpsに対して5Gbpsという10倍以上の転送速度がある。これを使わなきゃもったいないということで、自宅の古いPC(Windows XP時代)にUSB 3.0拡張ボードを装着しようかと考えた。で、購入したのがコレ。
エアリア?聞いたことないメーカーだったが、ルネサス製のコントローラが載っているという点を買って選択。プラネックスの方がほんのちょっと安いのだが、内部接続用のポートもあることもあって選択。密林で2,000円くらい。
写真のとおり、外部2ポート、内部1ポートで、普通に使うにはコレで十分だろう。ちなみにプラネックス製は外部4ポートのみ。さらに言えばロープロファイルPCIスロットに装着できるアタッチメントも付いている。
保証書や説明書、ドライバCD-ROM(8cm)というわりとまともな構成。SATAのコネクタが付いていて、そこにケーブルを繋いでやれば、外部ポートに900mAの電力を供給できるのもよいね。こうやって書いていると、かなり汎用性の高い製品であることに気付いた。
じゃ、さっそく装着しようかな。おもむろに、PCのカバーを開ける。アレ?拡張スロットに、青いUSBポートが2個付いたボードが刺さっているよ…。これってまさか…。
すでに装着されているじゃん!orz
なんたる、なんたる…。自分自身にはまったく記憶がなかったが、そういえば以前Windows 7のDSP版を購入した際のハードウェアが、玄人志向のUSB 3.0拡張ボードだったような気が…。とりあえず使う予定はないけど、刺すだけ刺しておこうと思ったものだな。う〜ん、こんなことも忘れてしまうとは、思ったより脳みその劣化が進んでいるようだ。
ちなみに青いポートというのは、USB 3.0対応の印ね。青くないのは、USB 2.0かUSB 1.2なので要注意。
そのままふたを閉めて、上記のようにばらした製品は、元の通りに箱に収めた。すでにあるところにさらに増設しても意味がないし、USB 3.0非対応の誰かのPCのためにくれてやろう。
で、初めてUSB 3.0対応機器を本来のスピードで試してみたのだが、確かに高速だ。HDDの場合、速度は転送速度よりもHDDそのもののアクセス速度によるところが大きいが、巨大なファイルを転送するときなどは明らかに速い。もし、お使いのPCがUSB 3.0非対応で、USB 3.0対応機器を買ってしまった場合には、これでポートを増設するのがオススメだ。というか、する価値がある!