BUFFALOのNASのHDDを倍増させようとしてバルクHDDを物色していたら、気になる表示が。
512バイト/セクタ
4Kバイト/セクタ
内容は想像が付く。要は、セクタ(ディスクの記録単位)の大きさが512バイとか、4Kバイト(4,096バイト)かの違いだろ?
しかし、これがけっこう、要注意ポイントのようなのだ。
どっちが普通かというと、512バイトの方。4Kバイトは、2010年ごろから出てきたもの。HDDの容量が大きくなり、セクタ数も増えてくると、セクタ間のギャップ部分(要するに記憶容量に勘定されない部分)の大きさがばかにできなくなってくる。また、OSで使うファイルの大きさも相対的に大きくなってきている。
そこで、セクタの大きさを上げてやれば、無駄を省き、より時代に合った単位でデータを記録することができるわけだ。
だが4KバイトセクタのHDDは新しいこともあって、古いOSでは使えないことがある。Windowsでも、Windows 7 SP1以降でないとサポートされないという危険さだ。4KバイトセクタのHDDでも、エミュレーション機能を持つものは、512バイトセクタに見せかけて動かせることができるらしい。
4KバイトセクタのHDDの方が安いからとうっかり買ってしまい、実は手持ちのNASに対応していませんでした、なんてことは避けなければならない。
なので、NASに現在装着されているHDDの型番を調べて、メーカーサイトで仕様を確認した方が安全だ。で、これを近々やってみようかと思う。
ちなみにこのお話は、ここのサイトを参考に書かせてもらった。直接読んでもらった方がわかりやすいかもね。